FIVE NEW OLDを読み解くキーワードは
、ポップとパンクだ
ボーダーレスな音楽性をもつFIVE NEW
OLDのサウンドの核とは
FIVE NEW OLDの足跡を追う
FIVE NEW OLDは、2010年ポップパンクのバンドとして結成されました。その後、2017年にベーシストのYOSHIAKI脱退を経て、昨年サポートメンバーだったSHUNが新たにベーシストとして加入しています。
現在は、R&Bやブラックミュージックといった要素を取りこんだミクスチャーなロックミュージックとして紹介されることが多い彼らですが、一方で「80年代」や「シティポップ」といったキーワードも並びます。どの言葉のバックグラウンドにも、それぞれ違ったシーンがあったり代表的なアーティストが生まれているわけですが、彼らの音楽は、変幻自在にこれらの要素を使い分けているようにも思えます。その自由さ、実験的な姿勢の支柱は一体なんなのでしょうか?
楽曲ごとに表情を変える多彩な音楽性が
魅力
続いては、2018年にリリースされたアルバム「For A Lonely Heart」の3曲目に収録されているMeltという楽曲。こちらは全体的にゆったりしたテンポで落ち着きがある曲ですが、間奏の軽やかなギターのメロディには、先日来日を果たしたロンドンのシンガー、トム・ミッシュ的な情緒を感じます。
そして、2019年最新のアルバム表題にもなっている「What’s Gonna Be?」。曲自体もですが、とにかくこのMVを見てみてください。
また、グローバルで常にポップの最前線に立ち続けているMaroon5も彷彿とさせます。彼らの曲でとんでもないロングランのヒットをしていたSugarは、ロマンティックであまい結婚ソングですが、FIVE NEW OLDのこのアルバムに収録されているPlease Please Pleaseにもビタースイートな世界観が漂っています。
ボーカルHIROSHIが挙げるアーティスト
の数々
ここで支柱となっているキーワードは「ポップ」なのではないでしょうか。ポピュラーという言葉だけではもはや言い表す事のできない、年齢や性別を問わず、ポップスターとしてその存在を確立し続けているアーティストたちの名曲の数々が、FIVE NEW OLDのフロントマンの音楽性を刺激しているのです。
FIVE NEW OLDはブレずにポップを貫くパ
ンクスなのだ
そういった視点で聴いてみると、FIVE NEW OLDの音楽性とは、事細かに細分化されている現在の音楽ジャンルに対する一種のアンチテーゼにも思えてきます。その姿勢って、なんだかすごくパンクっぽい。だから彼らは、いつだってブレずにポップを貫くパンクス、なんだと思います。
9/22(日) 兵庫 太陽と虎
10/5(土) 新潟 CLUB RIVERST
10/6(日) 石川 AZ
10/14(月) 北海道 cube garden
10/18(金) 神奈川 BAYSIS
10/20(日) 宮城 MACANA
10/24(木) 広島 Cave-Be
10/26(土) 香川 DIME
10/27(日) 愛知 BOTTOM LINE
11/9(土) 大阪 味園ユニバース
11/22(金 )福岡 DRUM Be-1
11/23(土) 熊本 B.9 V2
11/24(日) 山口 LIVE rise SHUNAN
11/29(金) 東京 EX THEATER ROPPONGI
【ミーティア先行】
受付日時:6/21(金)12:00~6/25(火)23:59
https://l-tike.com/st1/meetia-fno
FIVE NEW OLDオフィシャルHP
FIVE NEW OLDを読み解くキーワードは、ポップとパンクだはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。