フォールズ、2部作のニュー・アルバ
ムは「ロケットの片割れ同士」

Photo Alex Knowles

フォールズのニュー・アルバム『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト』の“パート1”が、3月8日(金)に日本発売されることが決定した。結成時から活動を共にしてきたウォルター・ジャーヴァース(B)の離脱後初、2015年の『ホワット・ウェント・ダウン』以来約3年半ぶりの新作だ。
このアルバムは2部作となっており、“パート2”は2019年秋にリリース予定。“ウォルターに代わる者はいない”との判断から、ヤニス・フィリッパケス(Vo,G)、ジミー・スミス(G)、ジャック・ビーヴァン(Dr)、エドウィン・コングリーヴ(Key)の4人を中心に制作が進められ、ヤニスとエドウィンがベースも担当しているという。

“パート1”には、「Moonlight」「Exits」「White Onions」「In Degrees」「Syrups」「On The Luna」「Cafe D'Athens」「Surf Pt.1」「Sunday」「I'm Done With The World (& It’s Done With Me)」の10曲が収録される。収録曲の発表と併せて、リード・シングル「Exits」のミュージック・ビデオが公開された。
2枚のアルバムについてヤニス・フィリッパケスは、「この2作はロケット・ペンダントの片割れ同士なんだ。それぞれ個別に聴いて楽しむこともできるけど、本質的には対になっているのさ」とコメント。

黙示録的な雰囲気を漂わせた収録曲の歌詞については、「今世界で起こっていることと共鳴している部分がある」「せめてそういうもののいくつかと向き合うことができないなら、このご時世にミュージシャンであることに有用性なんてないだろう? そんな気がするんだ。これらの曲は白旗、あるいはSOSだったり、助けを求める叫びだったりするんだ。それぞれの形でね」と語っている。

ニュー・アルバム『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト・パート1』|『EVERYTHING NOT SAVED WILL BE LOST PART1』

2018年3月8日(金)発売
SICX-122 ¥2,400+税
※歌詞・対訳・解説付
1. Moonlight
2. Exits
3. White Onions
4. In Degrees
5. Syrups
6. On The Luna
7. Cafe D'Athens
8. Surf Pt.1
9. Sunday
10. I'm Done With The World (& It’s Done With Me)

関連リンク

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着