オジー・オズボーン「トニー・アイオ
ミのことは愛してるが、一緒に仕事は
したくない」

最近、立て続けに「ブラック・サバスのラスト・ツアーは楽しくなかった」との趣旨の発言を繰り返していたオジー・オズボーンが、またもやサバスに否定的な言葉をあげた。
オジーは、英国の新聞『The Times』のインタビューで、こう話した。「彼(アイオミ)と仕事したいかって? べつに…だな。一人の人間として彼のことが好きかって? ああ、俺は彼のことを愛してる」

「俺はもう先に進んだんだ。どんな感じか、教えてやる。若いとき、スージーって娘に出会い、破局し、30年間会ってなかったようなものだ。それで、彼女が街にいるっていうから、“おお、スージーに電話するよ”ってなるわけだ。なぜなら、いい思い出しか覚えてないからな。“あの1週間は素晴らしかった”って。でも、それから思い出すんだよ。“あの年月の4分の3、俺はくそ惨めだった”ってね」

オジーはしかし、アイオミの才能を称えることは忘れなかった。「もし“ブラック・サバスにリーダーはいたのか?”って訊かれたら、俺はトニー・アイオミだって言わなきゃならない。彼のギター・リフがなかったら、俺らいまだリハーサル・ルームにいて、なすすべがなく“どうする?”って言ってただろうから」

オジーは最近、「サバスには9~10年いたが、30年以上遠ざかっていた。彼らと一緒だと、俺はただのシンガーだ。自分だけなら、好きなことができる。オジーでいることで、彼らから悪いヴァイブを感じてた」「サバスでは楽しむことは許されない。シリアス過ぎるんだ。トニーは“俺のソロで喋るな”とか言って、俺を諫めようとしてた」などと話していた。

Ako Suzuki

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