Feat.ソニーミュージックオーディシ
ョン、ライブレポート。
新しい音楽トレンドを作ったら優勝!
あさぎーにょ、葉山柚子、夜中出社集団
、SUKISHA、ドアノブロックの5組がZep
p DiverCity(TOKYO)で激突。
聞くところによると、このオーディションのために独自のアルゴリズムを開発し、“音楽トレンドランキング”なるものに基づいて優勝を決定するという。一体、どういうことなのか?
10月9日にお台場のZepp DiverCity(TOKYO)で開催されたファイナル審査のもようをお伝えする。
Text_Yukari Yamada
「Feat.ソニーミュージックオーディシ
ョン」とは
総勢1000組を超える応募者の中から選ばれた6組のファイナリストは、3ヶ月間に及びTwitter、Instagram、YouTubeなどSNSを駆使しながらトレンド作成活動を展開していく。特筆すべきは、期間中に必要な予算(上限あり)、スタッフ、インフラ、ワークショップなどをソニーミュージックがバックアップしてくれるという点。まさにソニーミュージックがフィーチャリングする形で、ファイナリストたちはトレンド作成に集中することができるのだ。
MUSIC ON! TVやGYAO!では各アーティストの活動と、それによって変動するランキングを放送。ファイナル審査の直前には1組が脱落してしまうため、3ヶ月間気を抜いてはいられない。そんな熾烈な戦いを繰り広げるファイナリストには、個性もジャンルもバラバラなこちらの6組が選ばれた。
あさぎーにょ
ワクワクしたことをへんてこポップに表現し、クリエイターでもありアーティストでもあるクリエイティブアーティストとして活動中。映像制作・楽曲制作・歌手・CM制作・モデル・プロデュースを中心に幅広く活動中。SNS総フォロワー数40万人以上。
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葉山柚子
1990.4.2生まれ 2016.12.16 からライブ配信を始め 東京MX「教えて!アプリ先生」先生のアシスタント役で出演、キャンパスコレクション、LOOP、関西コレクションに出演。現在も毎日ライブ配信を行なっている。 音楽活動は自身のスタジオカフェにてライブを行ない、イベントでも歌っている。代表曲は「マイナーコード」。
オフィシャルサイト
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Eggs
Apple Music
夜中出社集団
人呼んで音楽版Banksy。夜深く、寝静まった街。彼らはどこからともなく現れ、世の”違和感”を曲に昇華する。神出鬼没音楽集団。
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SUKISHA
数奇者。音を愛でる心を持つすべての人たちへ。独特にして普遍的な音を追求し、世界へ発信するシンガー・トラックメーカー=”Hiroyuki Ikezawa”による”音楽”のプロジェクト。
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Spotify
Apple Music
ドアノブロック
愉快犯バンド、『世界、ドン引き』 ドアノブロック 【メンバー】 Vo. /セックスフラペチーノ Gt. /クソメヤ Gt. /スズキ Ba. /キューティクル♡リカ Dr. /ファンタス☆ジュン 【プロフィール】 Vo.の強度なエラの張りから繰り出される不思議な歌声。 リードGt.の圧倒的妖怪感。サイドGt.から醸し出される強烈な陰キャラ臭。 Dr.の驚異的な足の臭さから放たれるバスドラの響き。そしてBa.は処女。 そんな5人が織りなすポップでロックでファンタジーな楽曲たちにご注目あれ。 軽音楽連盟全国大会出場。歌い人奏で人選手権グランプリ獲得。 Vo.セックスフラペチーノ ☛「女性上位バンザイオーディション」Vo.部門最優秀賞。 RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 17/18 優勝アーティストとして2017年12月の年の瀬に幕張メッセのステージに立つ。
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各種サブスクリプション
KID CROW
日本の音楽シーンを上げて行きたい。 日本のヒップホップを世界に注目させたい。 海外Rapのサウンドに、日本Rapの情熱が好き。 好きなアーティストと、好きな音楽を作れるように努力したい。 1991年生まれのデジタルジャンキー。
Youtube
詳しいアルゴリズムについてはシークレットだが、とにかく音楽トレンドを生み出すことが絶対条件。もともとの知名度や技術は関係なく、それぞれのSNSデータから算出される独自のアルゴリズムで算出される、注目度の高まりが目安になっているらしい?
残念ながらファイナル審査を目前にして、最下位となってしまったKID CROWは脱落……。あとの5組は会場でどんなパフォーマンスを見せるのか。
いざ、ファイナル審査スタート!
1組目はドアノブロック。トレンドランキングは暫定5位だったものの、ファイナリストの中では最もライブ経験が豊富だ。生パフォーマンスで観客の心をグッと掴めるか?
オーディション期間中にも登場したエイリアンたちを引き連れた圧巻のパフォーマンスに、観客からのいいねの嵐がスクリーン上に映し出された。
普段はひょうきんなキャラクターを見せているSUKISHAだが、最後はストレートなバラードを高らかに歌い上げ、会場を魅了した。
旅の出発と同時に練習し始めたギターはまだ発展途上だったものの、全身でこれまでの応援の感謝を伝えようとする演奏は、その技術のハンデを感じさせないものだった。
時にはスタイルを変えながらオーディションを戦ってきた彼らだが、その想いの根幹にあるのはネガティブなことを音楽でポップに変換すること。そのメッセージは多くのファンにしっかりと伝わったようだ。
これまでに発表されたMVもそうだったのだが、パフォーマンス終了後には着ていた衣装や絵本にQRコードをつけて販売するという。音楽を乗せるフォーマットまで斬新なアプローチに、音楽の在り方を大いに考えされられた。
優勝は誰の手に?!
1位 あさぎーにょ
2位 葉山柚子
3位 夜中出社集団
4位 SUKISHA
5位 ドアノブロック
トレンドランキング2位の夜中出社集団と3位の葉山柚子が逆転したのも興味深い。
ファイナリストに選ばれたアーティストたちは音楽レーベルに所属することなく独自で活動を展開しているため、その求心力はセルフプロデュース力に大きく関わってくる。ゆえに、従来の音楽活動だけでは音楽トレンドを作っていく道は険しいということが明らかになったオーディションだった。
また、本オーディションの主宰者・梶望氏へもインタビューをお願いし、その狙いとオーディションを通して見えてきたことについて語ってもらっている。近日の公開をお楽しみに。
Feat. ソニーミュージックオーディショ
ン
GYAO! 「Feat. ソニーミュージックオーディション」
Feat.ソニーミュージックオーディション、ライブレポート。はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。