マシュー・ディアーが6年ぶり5作目と
なるアルバムをリリース、最新曲「H
orses」を公開
作曲、プロデュース、ミックスを自在にこなし、DJ、ダンスミュージック・プロデューサー、エクスペリメンタル・ポップの作曲家と様々に姿を変えながら、それらをシームレスに共振させてきたマシュー・ディアー。
〈Ghostly International〉、そしてフロア志向のサブ・レーベル〈Spectral Sound〉の共同設立者にして、レーベル快進撃の立役者として、ジャンルを無尽に横断しながらそのどれに属することもなく、もう20年近く万華鏡のようなキャリアを築きあげてきた。
本人名義では2012年以来6年ぶり、5作目となる最新作『バニー』のリリースの知らせは、2017年に突如発表した2つのシングルに続いて突如ポンと飛び込んで来た。
ブッ飛んだフレーズに夢と幕間が奇妙に混じり合ったうさぎの巣穴へとパレードが吸い込まれてゆくかのような、ダークな遊び心に満ち満ちた今作は、アヴァンギャルド・ポップと21世紀の博識家による芸術的な計算の両面で成り立っており、我々の仮面を打ち砕き、パラドックスを言い換えて、なぞなぞを仕掛けてくるかのようだ。
今回公開された最新曲「Horses」には、ティーガン&サラがフィーチャーされており、不可思議に煌めく世界観を拡張している。
本楽曲についてマシューは、
「SOHOのクロスビー・ストリートに小さなギャラリーがあって、そこにセーブル島の馬たちの、大きく美しい写真がいくつか展示されていてね。そのうち特に素晴らしいのが、吹きさらしの海風と照りつける太陽の陽射しの中、2匹の馬が互いの鬣を優しく噛んでいるところを撮ったもので。妻とそのギャラリーの前を通るたび、その愛情に溢れる姿に『あれは俺たちだ』なんて言って。雄大さを感じる生き物で、俺たちの愛の定義にしっくりとくるんだ。これから辿る道筋は予測できないし、たとえこの先、時に離れ離れになることがあったとしても、あの2匹の馬のように、最後の瞬間までずっと一緒にいたいと思うんだ。多分この先同じような曲を書くことはないと思うほど、長い年月をかけて作ったし、愛に対する敬意を深く示した曲だよ。この曲のヴィジョンをはっきりと見せてくれたティーガン&サラにはとても感謝しているし、プロトマーターのグレッグが余分なものを取り除いて、明快にしてくれたのもすごく大きな助けになったよ」と、語っている。
また、ティーガン&サラのサラも以下の通りコメントを寄せている。
「マシューの音楽のブレインとして、その世界に自分自身でいいなと感じたアイデアを少しでも残すことができるのがとてもうれしい。彼の音楽は抽象的でパズルのように掴み所がないように思えるけれど、いつの間にか虜になってしまう魅力がある。こうやってコラボレーションできることがとても光栄だし、今後も続けていきたいと思う。」
マシュー・ディアー「バニー」
Ghostly International / Hostess
海外発売日:2018年10月12日(金)
※日本盤の詳細は後日発表
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Hostess Entertainment
独立系音楽会社Hostess Entertainmentがリリースする数々のアーティスト情報、そしてタッグを組むYnos(イーノス)が行っているライヴ公演シリーズ「Hostess Club」の情報をお届けします。