【DPF 2018 クイックレポ】Ailiph D
oepa 朝イチから食らった会心の一撃
、最高の出会い
Ailiph Doepa
「Machu Picchu」はいきなりの大モッシュ大会。中近東風のギターフレーズからはシステム・オブ・ア・ダウンがまず思い浮かぶ。多くの人はマキシマム ザ ホルモンを連想するかもしれない。1曲のなかに3曲分ぐらいのネタが盛り込まれていて、どこかで破綻しそうなギリギリのバランスで楽曲としての形をなしている。いや、もしかしたら破綻しているのかもしれない。だけどそれがいい。「肉は腐りかけが美味い」理論と同じだ。このスリリングさがたまらない。
Ailiph Doepa
2曲目の「Scary Night」は、中近東スカ meets メタルとパンクと……あ~、もういいや。このバンドの音を説明するのは野暮でしかない。セットリスト上では3曲となっているが、構成が複雑過ぎてどこからどこが1曲なのか把握しづらい。しかし、把握する必要なんてない。この轟音と激展開を浴びているだけで頭がイカれそうなぐらい気持ちがいい。
文=阿刀“DA”大志 撮影=Yasumasa Handa
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