ニューヨーク52番街(1978年作品)

ニューヨーク52番街(1978年作品)

ビリー・ジョエル『ニューヨーク52番
街』がソニー自社一貫生産アナログレ
コードの洋楽第一弾に決定!

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)が、同社のグループ会社でありディスク製造工場である株式会社ソニーDADCジャパン(以下DADJ)において、アナログレコード用のスタンパー製造設備を導入したことを発表。約29年ぶりにカッティングマスター制作からスタンパー製造、そしてプレスにおよぶアナログレコードの生産工程をすべて、ソニーミュージックグループ内にて一貫で行うことが可能となり、アナログレコード自社生産復活第1弾(洋楽)として、ビリー・ジョエル『ニューヨーク52番街』が3月21日(水)にリリースされることが明らかになった(同日リリースとなる邦楽第一弾は、『EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集Vol.3「夢で逢えたら」』)。

『ニューヨーク52番街』は、1978年10月に発表された通算6枚目のスタジオ・アルバムで、今年は記念すべきリリース40周年にあたる。「オネスティ」、「マイ・ライフ」、「ビッグ・ショット」などの代表曲を収録した同作はビリーにとって初の全米アルバム・チャート1位獲得作品となり、全米年間(1979年)アルバム・チャートも1位を記録している。第22回(1979年度)グラミー賞にて、最優秀アルバムと最優秀男性ポップ・ヴォーカルを受賞した歴史的名盤だ。

この『ニューヨーク52番街』が“歴史的”な盤と言われるにはもう一つの理由がある。同作は、1982年に世界初の商業用CDソフトとして当時のCBS・ソニー静岡工場(現DADJ)にて生産され、同年10月1日に発売された(当時のCD品番は35DP-1)ことが広く知られているためだ。

くしくも今年は、ビリーが1973年にCBS(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)より『ピアノ・マン』でデビューを果たしてから45周年にあたる。記念すべき年にリリース40周年を迎えるメモリアルな作品が、世界初のCDソフトとして生産されたのと同じ製造工場で、自社一貫生産アナログ盤の洋楽第一弾として復活するということになる。名盤は時代を超えて、そして形を変えて生き続けるというわけだ。
■ リリース情報

ビリー・ジョエル
「ニューヨーク52番街(1978年作品)」
2018年3月21日発売

-収録曲-

SIDE A
1. ビッグ・ショット
2. オネスティ
3. マイ・ライフ
4. ザンジバル

SIDE B
1. 恋の切れ味(スティレット)
2. ロザリンダの瞳
3. 自由への半マイル
4. アンティル・ザ・ナイト
5. ニューヨーク52番街

プロデュース:フィル・ラモーン
LP
SIJP1000 / 3,800円(税抜)

アーティスト

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