デトロイト

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キャスリン・ビグローに抜擢されたキ
ャストの“強い絆”が熱い!『デトロ
イト』の俳優たちを一挙紹介する特別
映像が解禁

女性初のアカデミー賞®監督賞に輝いた『ハート・ロッカー』で一触即発のイラクの戦場へ、作品賞を始めとする5部門にノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』で闇夜に包まれたビンラディンの隠れ家へと観客を引き込んだキャスリン・ビグロー監督の最新作は、1967年に起こったアメリカ史上最大級の<デトロイト暴動>の最中に起こった「アルジェ・モーテル事件」を描いた『デトロイト』。暴動が続く中で起きた恐怖に満ちた“戦慄の一夜”を描く衝撃の実話だ。キャスリン・ビグローに抜擢されたキャストの“強い絆”が熱い!『デトロイト』の俳優たちを一挙紹介する特別映像が解禁 (c) 2017 SHEPARD DOG, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

デトロイト暴動発生から3日目の夜、銃声の報を受けて現場に急行した白人警官たちは、アルジェ・モーテルに居合わせた8人の若者たち全員を容疑者と断定し、暴力的な強制尋問を始める。そこで一体何が行われていたのか。アメリカを震撼させた “戦慄の一夜”を描く『デトロイト』が、遂に明日1月26日(金)、日本公開を迎える。
そして今回、緊張感に満ちた撮影現場を、固い絆で生き抜いたキャストたちを一挙に紹介する特別映像が解禁となった。

解禁された特別映像は、デトロイトの音楽の殿堂フォックス・シアターで歌合せを行っているシーンで幕をあける。歌うのは、デトロイト出身の音楽グループ、ザ・ドラマティックスだ。NAACP(全米有色人種地位向上協会)賞主演男優賞にノミネートされたアルジー・スミスが、リードヴォーカルのラリー・リードに扮し、抜群の歌唱力と奥深い演技を披露している。ポスト・ウィル・スミスとして注目を集めている若き精鋭だ。「きっとうまくいく」とラリーを激励する親友フレッドには、『メイズ・ランナー』、『素晴らしきかな、人生』などに出演し、シンガー、ダンサーとしてマルチな活躍を続けるジェイコブ・ラティモアが起用された。「セットの外でもキャストとの絆を感じた。スクリーンでも分かる程パワフルだ」と、キャストたちのチームワークを強調する。アルジー・スミスは、「若い男同士で打ち解けた」という。モーテルに居合わせた若者たちの一人、リーを演じたペイトン・アレックス・スミスは、「最初は皆同じ部屋にいて、撮影の空き時間も遊んで、楽しくやっていた。家にいるみたいに」と現場を振り返る。
夢のステージでのデビューを目前にして中止を宣告されたラリーの人生はデトロイト暴動で大きく変わる。戦場と化した街の混乱を避けるために、バスを降りたラリーはフレッドを誘い地元の安宿アルジェ・モーテルに向かう。だが、彼らを待ち受けていたのは、全米が震撼した「アルジェ・モーテル事件」だった。そして、彼らを演じる役者たちにも、オスカー受賞監督による容赦ない演出と、常に緊張を伴うリアルな撮影現場が待ち受けていたのだった。
キャスリン・ビグローが「非凡な才能を持つ役者を選ぼうと決めていた」と語る通り、『デトロイト』には若き精鋭キャストたちが結集している。キャスティングセンスが抜群のビグローは、『ハート・ロッカー』でジェレミー・レナーをブレイクさせ、『ゼロ・ダーク・サーティ』でジェシカ・チャステインの女優力を開花させたことで知られる。キャスリン・ビグローに抜擢されたキャストの“強い絆”が熱い!『デトロイト』の俳優たちを一挙紹介する特別映像が解禁 (c) 2017 SHEPARD DOG, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
即興的なオーディションによって起用されたのは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、4月にはハリウッド超大作『パシフィック・リム:アップライジング』の公開が控える英国出身の超売れっ子俳優ジョン・ボイエガ。事件現場で若者たちを救うため奮闘する警備員ディスミュークスを演じたボイエガは「特異な立場に置かれた、実在の人物を演じるのはプレッシャーだった」と語る。キャスリン・ビグローに抜擢されたキャストの“強い絆”が熱い!『デトロイト』の俳優たちを一挙紹介する特別映像が解禁 (c) 2017 SHEPARD DOG, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
凶悪な差別主義者の警官クラウスには、童顔のウィル・ポールターが抜擢された。世界的に大ヒットした『メイズ・ランナー』(14)で、主人公の宿敵を演じ圧巻の存在感を披露。アカデミー賞®3部門を制したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇えりし者』(15)ではレオナルド・ディカプリオと共演している個性派俳優の怪演は見応え充分だ。さらに、ビグロー監督の『ハート・ロッカー』、『アベンジャーズ』シリーズのファルコン役で知られるアンソニー・マッキー、『ストレイト・アウタ・コンプトン』で伝説のラッパー、イージー・Eを好演したジェイソン・ミッチェルら、ハリウッドの次世代俳優たちが迫真の演技で火花を散らし、観客を圧倒する。
「才能ある役者たちと共演できた。彼らの演技には鳥肌が立った」と語るのは、事件後ラリーをグループに戻そうと説得するザ・ドラマティックスのメンバー、モリス役のジョセフ・デヴィッド=ジョーンズ。美声も披露したアルジー・スミスは「実際の出来事を正しく理解しようと努めた」と謙虚な姿勢を崩さない。リアリティを徹底追究したビグローの現場で「カットがかかっても、ただ泣き叫んでいた」とオーブリー役のネイサン・デイヴィス・ジュニアが指摘するとおり、若き俳優たちは極限下におかれていた。そんな中でも、ボイエガが「仲間の演技に感銘を受けた」と語るように、全力でエネルギーを共有し、互いを高め合ったキャストたちについて、ビグローは「俳優陣の人物描写には深みがあった」と太鼓判を押している。
ビグロー監督は、「この映画が、少しでも人種に関する対話を促すための役に立つこと、そしてこの国で長きにわたって根強く残っている傷を癒すことができることを願ってやみません」と希望に満ちたメッセージを寄せている。
50年の歳月を経て遂に映画化された「アルジェ・モーテル事件」。密室と化した室内で一体何が行われていたのか。白人警官たち、そして被害者の若者たちはどんな運命をたどるのか。ビグロー監督は、半世紀もの間、歴史の闇に封印されていた“戦慄の一夜”を徹底してリアルに再現。俳優たちの即興的な演技を引き出し、まるで事件現場にいるかのような臨場感が続く、映画史に残る40分間の衝撃的な映像を完成させた。
リアルタイム感覚で、観客を暴動発生時のデトロイトの事件の現場に引きずり込む、まばたきさえも許さないビグロー監督の最高傑作『デトロイト』は、遂に明日1月26日(金)より全国ロードショーとなる。

配給:ロングライド
(c) 2017 SHEPARD DOG, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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