ゆず北川悠仁「安室さんと同じ時代に
音楽できて光栄」共演に喜び

 【第68回NHK紅白歌合戦、29日、リハーサル初日、NHKホール】リハーサル(音合わせ)の合間には、囲み取材がおこなわれた。ゆずは8回目の出場で初の大トリを務める。2004年のNHK『アテネオリンピック中継』公式テーマソングである「栄光の架橋」を披露する。

 大トリを務めることについて、北川悠仁は「最初聞いた時は、ドッキリじゃないかと思ったくらいびっくりしました。段々実感が湧いてきて今は楽しみです」とその心境の変化を語る。

 岩沢厚治は「今年は結成20周年ということで、ファンの皆さんとたくさんライブを作ってきた1年だったんですけど、そのご褒美というかこんな大役を任されたのでしっかりと務めたいと思います」と意気込む。

 この大役決定の知らせを受け、北川の家族はとても喜んでくれたと言い、親戚から泣きながらの電話もかかってきたと話す。一方の岩沢は「メールで一文くらいですかね…」と対照的な反応だった様子。

 今年は、安室奈美恵が特別企画でNHKの2016年リオデジャネイロオリンピック・リオデジャネイロパラリンピック放送テーマソング「Hero」を歌唱する。同じ五輪ソングを歌うことについて、北川は「安室さんは世代も近くて、先輩ですけど同じ時代に活動してきて音楽をやれて本当に嬉しいなと思っています。同じ紅白の大きなステージで一緒にできることは本当に光栄なことです」と安室との紅白で最後の共演についてしみじみと語った。

 「栄光の架橋」について、北川は「オリンピックが終わった後も、ずっとこの曲は歌っているんですが、震災後の東北などでも歌っていてどんどん思い入れが強くなっています」と語り、「オリンピックはテーマソングやってさらに大好きになって、アスリートの方々ともお会いして刺激をもらっているので、2020年は何かしら音楽で僕らも日本にエールを送れたら」と2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの想いも明かした。

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