【マタニティ】妊娠線を防ぐには?ケ
アクリーム選び、失敗しない3つのポ
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「妊娠線」は一度できてしまったら完全に消えることはないと言われており、多くのプレママが対策に高い関心を持っています。そこで今回は、マタニティ&ベビー用品メーカー「ピジョン」の小林梨沙さんに、妊娠線クリームの選び方のポイントをお聞きしました。

「妊娠線対策には保湿が大事」ということはプレママの共通認識のようですが、「たくさん出ていて、どの妊娠クリームを選んでいいかわからない!」という声も。
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そこで、マタニティ&ベビー用品メーカー「ピジョン」のマーケティング担当・小林梨沙さんに、妊娠線クリームの選び方のポイントをお聞きしました。
妊娠線ってどうしてできるの?――まず、妊娠線ができるメカニズムを教えてください。
小林さん「赤ちゃんの成長とともにおなかが大きくなることで皮膚が伸びに耐えきれず、表皮の下にある「真皮(しんぴ)」という皮膚の層が断裂してしまうために起こります。この真皮が破けた状態が肌の表面から透けて見えるのが妊娠線です。
また、妊娠期のホルモンバランスの変化によって皮膚が伸びにくくなり、真皮が裂けやすくなるということも妊娠線ができる要因のひとつと言われています」
妊娠線を防ぐ方法は?――妊娠線ができないようにするには、どんな対策が効果的ですか。
小林さん「残念ながら100%防げる方法はありません。でも、気をつけておきたいポイントはいくつかあります」
1.しっかり保湿する
しっかり潤って柔軟でよく伸びる状態の肌には妊娠線はできにくいと言われています。そのような肌の状態を保つには、保湿が重要です。
しっかり保湿し乾燥を防ぐことで、よく伸びる、妊娠線のできにくい肌状態にすることができるんです。
2.おなかが大きくなる前、早めの時期からケアする
おなかが大きくなる前の妊娠3、4ヵ月くらいからケアを始めることが大事です。おなかが大きくなってから……と思いがちですが、皮膚が引き伸ばされる前に、よく伸びる状態にしておくことが大切。
また、皮膚は常に新しくなるので、保湿を続けていることで肌を良い状態に保つことができます。ぜひ早めのケアを!
3.急な体重増加を避ける
肌は少しずつ引き伸ばされるよりも、急激な伸びの方が亀裂につながりやすいため、急激に体重が増えると妊娠線ができやすくなると言われています。
4.妊婦帯でおなかをささえる
おなかが大きくなって前にせり出してくると、動くたびにおなかの重みで皮膚が引っ張られるように。妊婦帯でおなかをしたからささえることで、おなかの重みによる負担を和らげることができます。
妊娠線クリーム、どう選んだらいい?
妊娠線クリーム選び 失敗しない3つのポイント――妊娠線対策の重要なカギは「保湿」であることがわかりました。次に、妊娠線クリームの選び方のコツを教えてください。
1.保湿力の高いもの
最も重要なのは、保湿力です。サンプルなどで、ぜひ手に取ってみて、お肌が十分に保湿されるかどうかをチェックしましょう。
2.クリームの伸びの良さ
広範囲に塗るので、よく伸びて塗りやすいということは重要なポイントです。塗りやすければお手入れもラクなので、毎日のケアが継続しやすいというメリットもあります。
3.「プレママ向け」がおすすめ
妊娠すると身体にも心にもさまざまな変化があるので、つわりのときにも使える無香料のものであるとか、妊娠期の敏感な肌にも使える低刺激のものであるといった、プレママ向けにつくられた妊娠線クリームがおすすめです。
産後、赤ちゃんにも使えるという点が考慮されている商品もあります。
――妊娠前から使っているボディクリームをそのまま妊娠線クリームとして使う方もいるのでしょうか?
小林さん「弊社のサイト『ピジョンインフォ』で会員様向けに行ったアンケートによると、「妊娠してからマタニティ用のクリームに変更した」というプレママは62.8%、「一般向けのものを使っている」というプレママは31.4%でした。
多くのプレママがマタニティ用の使いやすさを実感しているようです」
――妊娠線ケアのオススメの方法を教えてください。
小林さん「お肌が温まっているお風呂上がりに塗るのがオススメです。
妊娠線ができるのは、おなかだけではありません。妊娠すると平均して2カップもサイズが上がるバストや、脂肪がつきやすい太もも、お尻、ニの腕にもできることがあるので、おなかと同様に保湿しましょう。
そして何よりも、保湿ケアは妊娠初期から臨月まで、毎日続けていただきたいですね。できていないと油断して、最後の出産直前にできたという話も聞きます。使いやすいクリームで、ストレスなく毎日のケアをして、無理なく続けていくことをおすすめします。
――最後に、妊娠線を気にしているプレママにメッセージをお願いします。
小林さん「きれいなおなかのために乾燥は大敵。特に秋から冬にかけては要注意の季節です。
妊娠すると肌質が変わって、かゆみが出てしまうほど乾燥するプレママもいると聞きます。何よりも、「保湿」が一番です。お気に入りの妊娠線クリームを見つけて、リラックスしながら保湿ケアを続けていただきたいですね」

お腹が大きくなり始めてからでいいや……と、ついつい後回しにしがちな妊娠線ケア。実は妊娠初期から始めることが大切です。
「ケアしておけばよかった……」なんて後悔のないよう、しっかりとクリーム選びからこだわりたいですね。
産後、赤ちゃんと一緒に使えるクリームもいっぱい! 楽しみながら妊娠線のケアクリームを選んでみましょう。
取材協力:ピジョン株式会社/国内ベビー・ママ事業本部マーケティンググループ 保湿ボディケアクリーム担当/小林梨沙さん
<参考>
・妊娠線ケアアドバイス
・妊娠線ケアアドバイス

アーティスト

ウレぴあ総研

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