【androp】『one-man live tour “a
ngstrom 0.6 pm”』2013年12月4日 a
t Zepp Tokyo

撮影:橋本塁/取材:道明利友

 “東京、飛び跳ねる準備はできてるか!”。隙間なく埋まり切ったZepp Tokyoのフロアーは、内澤崇仁(Vo&Gu)が放った言葉通りに終始ヒートアップだ。andropらしい変化に富んだサウンドアプローチの中で人波が激しく揺れ、拳を突き上げる。

 メンバーの演奏にファンの反応がシンクロし、会場全体を巨大な一体感が支配する。この日のハイライトのひとつは、やはり新曲「Missing」だろう。自分に歌を教えてくれた大切な人が亡くなった時に作ったと内澤はその背景を語り、あまりの哀しみに、歌うことが辛すぎて4年間封印していたという。“自分に歌を教えてくれた原点の曲をずっとしまっていたら、そこから逃げてしまっているような気がして…。それじゃ強い歌を歌えないんじゃないかと思って、メンバーと話してシングルにしました”。繊細な響きのファルセットヴォイスと、それを支えながら広がるダイナミックな音像…。

 「Missing」のアンサンブルからは、まさに内澤の言葉のごとく、哀しみを乗り越え強くなりたいという、誰もがそれぞれの人生に重ねられるに違いない想いが伝わってくる。そんな感動のひと幕や、「Melody Line」は内澤のピアノ弾き語りとバンドサウンドの融合という新境地も披露。“みんなで、ここに集まった証を残したいと思います。最高の‘声’をください!”。美しいメロディーにさらなる“強さ”を加えた今現在のandropの音楽の真骨頂は、「Voice」の大合唱からも見えた。来年3月に開催される日本屈指のアリーナホール、代々木第一体育館ワンマンでこの“最高の声”で響き渡る瞬間が今から本当に楽しみだ。


■LIVE INFORMATION■
2014年3月23(日) 東京・国立代々木競技場第一体育館

セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。
androp プロフィール

アンドロップ:2009年12月に1st アルバム『anew』でデビュー。ジャンルレスかつ緻密なサウンドアプローチとその傑出した音楽性でシーンに頭角を現す。数々の映画やドラマ主題歌、CMソングを手掛けるなど、楽曲の注目度は高い。内澤は楽曲提供も多く、「カタオモイ」(Aimer)や「アイオクリ」(The STROBOSCORP)、「ストーリーボード」(上白石萌音)など高い評価を得ている。androp オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • the Homeground
  • Key Person
  • 気になるワードでディグる! 〇〇なMV

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada(PRIZMAX) / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • Yun*chi / 「Yun*chiのモヤモヤモヤ」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 魔法少女になり隊 / 「魔法少女になり隊明治のあったりなかったり」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 嘘とカメレオン / 「猫を抱いて蝶と泳ぐ」
  • エドガー・サリヴァン / 「東京文化びと探訪」