銀杏BOYZ ライヴ写真_1

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YUKI×銀杏BOYZ、<HotStuff>30周年
イベントで「駆け抜けて性春」初ライ
ヴ披露!!

6月22日(日)、今年で30周年を迎えるHotStuffのアニバーサリー・イベント『BLACK AND BLUE』3DAYSの最終日、YUKI×銀杏BOYZの2マン・ライヴが行われた。YUKIは銀杏BOYZの05年にリリースしたアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』の収録曲「駆け抜けて性春」にゲスト・ヴォーカルとして参加しており、ファンにとってこの共演は、待ちに待った、というかよくぞやってくれました的な組み合わせ。
まずは「ふがいないや」のイントロが流れ、YUKIが登場。「ビスケット」「ハローグッバイ」「長い夢」「プリズム」「JOY」「ワンダーライン」など人気の高い曲を次々に披露し、堂々のパフォーマンスをみせ、会場を盛り上げた。

そして20〜30分の転換、休憩をはさみ、銀杏BOYZのヴォーカル峯田が登場。「今日来たあなた達に、今日ここに来れなかった人に、アキバで人を殺した加藤くんに、加藤君に殺された人たちに歌います。…鎮魂歌のこの歌をうたいます。」と語り、観客にも歌うことを促して峯田がアカペラで「人間」を歌いだすと、会場は共に大合唱。曲の途中から我孫子、チン中村、村井らメンバーがステージに現れ、バンド演奏を開始。そのまま次の曲「NO FUTURE NO CRY」に入り、「SEXTEEN」「トラッシュ」「SKOOL KILL」と続く。千葉のモノレールの値段の高さ、またそれに乗って行くとあるローカルなショッピングモールの活用方法、フトン、毛じらみ、メンバーの結婚にまつわる個人的なエピソードなどのトークを絡めつつ、ライヴは進行していく。新曲「銀河鉄道の夜 第二章〜ジョバンニに伝えよ、ここにいるよと〜」も披露され、最後は「僕たちは世界を変えることができない」でライヴは締めくくられた。

そして、峯田の名言から生まれた「やるなら今しかねぇ〜べっ!」という独特のアンコールに応え、メンバーが一旦暗くなったステージに戻ってくる。もう1曲だけ、と言ってから峯田が、この日のライヴをずっと楽しみにしていたこと、妹がこのライヴに来ていること、その妹が小学校のときからJUDY AND MARYのYUKIちゃんの大ファンで、それにまつわるエピソードや、今ではヤリマンになってしまいましたが、といった前フリトークのあと、この日1番期待されていたであろう「駆け抜けて性春」のイントロが流れた。「YUKIちゃーん、YUKIちゃーん!!」と峯田が叫ぶと、YUKIもポーズをキメながらステージに登場。自信がCDの楽曲で歌っているサビ部分から参加し、そのパートが終わってからも峯田と共に曲を歌い続けた。銀杏BOYZとYUKIがライヴで共演することは初めてのことで、これはファンなら誰もが見たいと思っていた光景である。<HotStuff>は30周年のアニバーサリーにすごいことをやってくれた。

アンコール終了後、「ミネター!ミネター!ミネター!」という止まないファンの声に、峯田は尻を出し応え、ステージを去った。とてもきれいな尻をしている。

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