焼き牡蠣が新宿のど真ん中でいつでも
楽しめる「BBQ フェスタ」がアツい!

「BBQ フェスタ」は、新宿駅から徒歩3分の思い出横丁に昨年12月13日にニューオープンしたばかりのバーベキューレストラン。鉄板で焼きあげた新鮮で熱々の焼き牡蠣を、これでもか! とたらふく味わうことができる。

「BBQ フェスタ」誕生のきっかけは、昨年、東京・新宿歌舞伎町特設会場(大久保公園)で開催された牡蠣小屋スタイルで楽しむ期間限定イベント「広島春牡蠣フェスタ」が大変に盛況で、実店舗化を望む声が多かったからだ。



システムは、牡蠣やビールなど入り口に並ぶ品々をカゴに入れて、会計を済ませてテーブルに着く。まさに野外バーベキューのノリそのままで、ワクワク感がハンパない。もちろん、いくらでも追加で購入することは可能だ。



まず、最初に味わったのは「焼き牡蠣1kg盛」。鉄板に牡蠣を並べると、ほどなくパチパチと音がして香ばしい香りが…。焼きあがったら、広島名産の瀬戸田レモンやマスタードなどをお好みで。臭みやエグミがまったくなく、つるりとノドを通る。



続いての「広島産殻付き特大牡蠣」は、通常の牡蠣の3倍ほどの大きさ。さぞかし大味では、と思ってしまうがとんでもない。身はプリプリで、何よりひと口で食べきれないのがうれしい。ちなみに、テーブルには温度計付きの串があり、こちらで牡蠣中心部の温度を測る。85℃以上で90秒以上加熱すればノロウイルスの活性を失わせることができるので、しっかりと時間を守ろう。



こうなると生牡蠣も食べたい。「BBQ フェスタ」で用意している生牡蠣は「塩田熟成牡蠣 二種盛り合わせ(数量限定)」だ。1個換算で440円とややお高めだが、その味たるや! カラに縦縞の模様が特徴的な「ストライプオイスター」は、300年以上の歴史がある広島牡蠣の原生種といわれ、毎年一番良く育った牡蠣を親貝とし、誕生してから出荷するまで塩田跡の養殖池だけで育てた小ぶりな牡蠣だ。もう1種の「クレールオイスター」も、塩田跡の養殖池で丁寧に育てたもの。どちらも磯の香りが格段に濃厚で、これまでにない“牡蠣体験”となるはずだ。



実は「BBQ フェスタ」には、牡蠣以外にもうひとつ目玉がある。それは「巨大!骨付きリブロースステーキ トマホーク」。



そのほか、1パウント(約450g)もあり、そそり立つ「塊(かたまり)肉」も捨てがたい! 放牧で育てたニュ−ジーランド産の牛肉を使用し、鉄分が豊富な牧草牛のフィレと、肉の脂身の甘みや風味が豊かなオーシャンビーフのサーロインを用意している。最初は、味を閉じ込めるために周りを強火で炙るが、その厚さに鉄板のフタが閉まらないほど…。



見るからに「胃袋よ!ほら肉だ」といった感じだが、今回食べた「牧草牛」のフィレはあっさりしていてほんのりと甘く、いくらでも口に入る。本来なら数人でシェアする量だが、ほとんどひとりで食べてしまった。



最後には「塊肉用〆のごはんセット(ごはん、薬味、だし)」を注文して、ひつまぶしのように何度も楽しめる。



そのほかにも、「広島産牡蠣のアヒージョ」や、試行錯誤を重ねて完成した「ズワイ蟹のグラタン」など、酒飲みにはたまらないつまみも多数揃い、ドリンクも、スパークリングワインから赤・白ワイン、牡蠣に合う日本酒などをセレクトしている。



とにかく、何よりも「BBQ フェスタ」は“楽しい”のだ。焼きあがった牡蠣をナイフでこじ開け、塊り肉をアルミホイルで包み、「それもう焼けてね?」などと言い合う。まさに体を動かすエンターテインメントな食体験といえるだろう。

<関連サイト>
「BBQ フェスタ」
一年で一番ウマい!?“春カキ”を食べつくせ! 『広島春牡蠣フェスタ』が開催中

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