レキシ 両国国技館公演にて1万人で稲
穂を揺らす!!

今回、全国ツアーとしては、昨年オリコンウィークリー7位を記録した4thアルバム「レシキ」を引っ提げて開催した即完の武道館公演含んだ夏の全国ツアー以来、約1年半ぶりとなる全国ツアー。
ツアータイトルに「IKEMAX THEATER」とある通り、全面的に映画をテーマにしたホールツアーとなっている。
満員御礼、升席、2階席にぐるっと360度囲まれたステージの頭上にはミラーボール。天井四方にはずらりと力士の肖像が掲げられた両国国技館。
開演時間予定時刻より15分ほど遅れてライブの始まりを告げるホラ貝の音色が鳴り響くと、会場は一気に総立ちとなり、東の花道から“レキシ”の大旗をもった男衆が登場し、担いだ駕籠をステージに運びだすと会場からは拍手と歓声が鳴り響いた。その後の驚きのオープニングの後に、駕籠の中からいよいよレキシが登場し、会場は最高潮の盛り上がりで応えた。
アフロヘアにサングラス、着物にコンバースオールスターという正装で登場したレキシが、「国技館、いくぞー!」とのコールに続き、1曲目「姫君Shake!」のイントロでこの日のライブがスタート。ステージ中央で360度見渡しながら観客の反応を楽しむレキシは、その後もファンクナンバー、ダンスナンバーなど立て続けに楽曲を披露。
続いて、「先月、実は・・・」とMCを始めると会場からはどよめきが起こり、「1stシングルをリリースしまして」と続けると会場から歓声があがるや、「と、なるとやはりこの衣装でしょう」と1stシングルのキービジュアルであった十二単衣がステージに運ばれ、ステージ上で小芝居を交えて羽織る姿に爆笑が起こるなか「最初の“Hey!”は平安京の”Hey!”だから、今から練習するよ」と観客とのコール&レスポンスも交えつつ、「それでは「SHIKIBU」いきます」とシングル曲を披露した。
ライブ終盤での定番曲「きらきら武士」では1万人の手が左右に振れ、代表曲「狩りから稲作へ」では、360度稲穂が揺られるというレキシならではの光景の中、音楽と笑顔に彩られた150分のライブは大盛況で幕を閉じた。
「レキシツアー IKEMAX THEATER」は、来週12月21日(月)に大阪・オリックス劇場、23日(水・祝)に広島アステールプラザ大ホールと続き、2016年1月11日の沖縄ミュージックタウン音市場でツアーファイナルを迎える。詳細はオフィシャルサイトまで。
YouTube
レキシ-SHIKIBU feat. 阿波の踊り子(チャットモンチー) Music Video+「Takeda' 2」 Rec映像
写真撮影:田中聖太郎

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