【TAKURO】『Journey without a map 2017』2017年2月27日 at Zepp Tokyo
TAKURO初のソロツアーのクライマックス。長年サポートドラマーとしてGLAYを支えてきたTOSHI NAGAI(Dr)をはじめとしたバンドメンバーのジャジーなアンサンブルで幕が開くと、満を持してTAKUROが登場。“ようこそいらっしゃいました”と紳士的に挨拶し、いよいよ“地図なき音の旅”が始まった。ある時は温もりを感じる音色で会場を包み、またある時は哀愁漂う情景を連想させた前半。MCではツアー初日のエピソードとして、終演後に関係者から緊張していたと言われたことを明かした他、“45歳からでも人は成長できるぞ!”とはにかみながらも胸を張る彼の飽くなき探究心に心底感激。直後にメンバー紹介のコールを間違えてしまう(!)ところもまたご愛嬌だ。愉快なトークの中で“この中で一番楽しんでいるのは俺だ!”と豪語したTAKUROだったが、それが100パーセントの真実であることは、そのステージを観れば一目瞭然だった。