Deep Throat

〈liQuid Project〉とAROW主宰のアーティスト・コミュニティ〈CCCOLLECCTIVE〉によるサーキット・イベント『liQuid Cccollective』が9月20日（土）に東京・中野heavysickZERO、OPENSOURCE、スミスにて開催される。 2021年に東京で始動した〈liQuid Project〉は、主宰・拳の音楽体験をもとにヒップホップからエレクトロニックなどジャンルやシーンに捉われない音楽イベントの在り方を模索。ピュアな音楽体験／感動を届けることに重きを置き、イベントを開催してきた。一方の〈CCCOLLECTIVE〉は昨年12月に始動。『Orgs』と題したパーティのほか、7月よりレギュラー企画もスタートしている。 そんな両者がタッグを組んだ本企画には食品まつり a.k.a FOODMAN、illequal、テンテンコなどが出演。チケットは9月18日（月）22:00まで早割チケットが購入可能となっている。以下、プレスリリースからの引用。 深海に刺す光は、朧げながらも眩しく光る コロナによって分断された過去と現在。そして加速度的に分裂を続け、繋がりを失いつつある現在と未来。しかしその中にも地続き的に我々を繋いでくれている”何か”がある。liQuid×Cccollectiveはそんな我々を魅了する形なき“何か”を追い求め、その手触りを探る。 heavysickZEROメインフロアではExperimental / Noise / Ambient / Deconstructedなど、クラブ / ダンスシーンに共鳴しながらも既存の表現の枠に囚われないライブアクトが出揃う。DJ陣には、東京や関西を始めとした各地のローカルヴェニューにおいて存在感を放つプレイヤーが勢揃い、一晩を通してどんなストーリーが構築されるのか必見だ。 一方ラウンジフロアにはBass Music / Reggaeton / Ghetto Tech / Hip Hopなどを筆頭に、バウンシーなパーティの高揚を感じられる面々がラインナップされている。 温かみのあるサウンドと窓のあるフロアが特徴のOPEN SOURCEでは、各アクト90分のロングセットを予定しており、日没から日の出までのゆるやかな空の変遷を彷彿とさせるような、深くも心地よいダンスフロアが用意される。 スミスフロアを彩るのは、ポストコロナ以降のオルタナティブなDJシーンにおいてとりわけフロアにアットホームなムードをもたらすキーパーソンたち。サウンドはもちろんのこと、各々の土地やコミュニティに対する温度感をも感じられるような、特別な空間になることだろう。