明日の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」3時間SP”男が歌う女歌・女が歌う男歌”に八代亜紀、宮路オサム、クリス松村
12月8日(金)17:56からBSテレビ東京にて放送される「武田鉄矢の昭和は輝いていた」“男が歌う女歌・女が歌う男歌”3時間スペシャルに八代亜紀、宮路オサム、クリス松村が出演する。
男性が女役を演じる歌舞伎の女形、女性が男役を演じる歌劇の男役。そして、歌謡曲の世界にもある、異性の心情を歌う名曲の数々。そんな名曲にスポットを当て、その変遷と魅力を掘り下げる3時間スペシャル。ジェンダーのあり方が課題とされる令和の時代、実は、性別を超えて表現された歌世界は、昭和の時代から日本人の心を捉え、戦前・戦中からも歌われていた。
その代表的なものが、冬の満州に派遣された兵士の悲哀の心情を女性歌手の音丸が歌う「満州吹雪」、そして、男性歌手の塩まさるが歌ったのは、母が我が子に満州で戦う父のことを歌って聴かせる「軍国子守唄」。戦後になると、まだ少女だった美空ひばりが歌った「悲しき口笛」が大ヒット。さらに番組では「柔」のほか、美空ひばりの男歌「ひばりの渡り鳥だよ」「江戸の闇太郎」「ひばり仁義」をメドレーで。
高度経済成長期のムード歌謡ブームでは、男性歌手が歌う女歌、バーブ佐竹「女心の唄」や男性コーラスグループが歌う「長崎は今日も雨だった」や「女のみち」、ゲスト宮路オサムのグループ殿さまキングス「なみだの操」が大ヒットする。ヒットの訳は何だったのか? そして、八代亜紀が語る男歌の名曲「舟唄」の誕生秘話とは? 独特の世界観である男歌・女歌を通してその魅力に迫る。