戸塚祥太、福田悠太も驚く?!「忠義の世界」 浪曲も交えてでつづる『阿呆浪士』ラサール石井(演出)×鈴木聡(脚本)×玉川奈々福(浪曲)が語る討ち入り物語
年末の定番と言えば『忠臣蔵』。NHKやテレビ東京の長尺ドラマで幾度となく取り上げられてきた、赤穂浪士47士が主君の敵討ちをする物語。日本人のDNAを刺激する袖が入山形に染められた黒地の羽織。ーーなんてのは、もしかしたら今は昔のことなのか? もしそうであったら、PARCO STAGE『阿呆浪士』を見てみて! 一介の魚屋「八」が「自分は赤穂浪士だ」と付いたうそが、なぜだかコロコロ、ゴロゴロ転がり始めて討ち入りに加わるハメに!? ナナメウエ行く展開の喜劇が、現代では薄れかけた「忠義」を教えてくれる。脚本のラッパ屋・鈴木聡、演出のラサール石井、そして『忠臣蔵』と言えば浪曲、その唸りで飛ぶ鳥を落とす勢いの浪曲師・玉川奈々福に話を聞いた。