Slapp Happy
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Slapp Happyスラップ・ハッピー
ボヘミアン的なフリー感覚と、しかしビートルズ以降のポップ感をも取り込んだ、新しい音楽を志向して結成された3人組。佇まいとしてはいわゆる「バンド」感とは距離を置いた前衛的なクールネスを基調としており、その「とりとめのなさ」こそが魅力でもあった。
アメリカ人ピーター・ブレグヴァド、イングランド人アンソニー・ムーア、そしてドイツ人の女性ヴォーカリスト、ダグマー・クラウゼという、編成自身がアヴァンギャルドだったが、1stアルバムも同じくフリー・ミュージックで有名なファウストのメンバーを迎えドイツで制作される。一部で好評を博し、当時プログレッシヴ・ロックをメジャー・ストリームに送り込むことに手腕を発揮していた<ヴァージン・レコード>と契約、2ndアルバムはやはり当時のイギリスで前衛音楽の担い手として気を吐いていたヘンリー・カウと制作。ポップでいてスリリングな緊張感も孕んだサウンドを呈示するが、徐々に3人の指向性も分離。クラウゼがカウに引き抜かれるという事件も手伝って、75年に解散した。しかし99年に再編成され、00年にはまさかの来日公演も実現している。 (小池清彦)
アメリカ人ピーター・ブレグヴァド、イングランド人アンソニー・ムーア、そしてドイツ人の女性ヴォーカリスト、ダグマー・クラウゼという、編成自身がアヴァンギャルドだったが、1stアルバムも同じくフリー・ミュージックで有名なファウストのメンバーを迎えドイツで制作される。一部で好評を博し、当時プログレッシヴ・ロックをメジャー・ストリームに送り込むことに手腕を発揮していた<ヴァージン・レコード>と契約、2ndアルバムはやはり当時のイギリスで前衛音楽の担い手として気を吐いていたヘンリー・カウと制作。ポップでいてスリリングな緊張感も孕んだサウンドを呈示するが、徐々に3人の指向性も分離。クラウゼがカウに引き抜かれるという事件も手伝って、75年に解散した。しかし99年に再編成され、00年にはまさかの来日公演も実現している。 (小池清彦)
Slapp Happyのニュース
- DIGLE MAGAZINE2020年11月19日
曲・アルバム
Ca Va
2009年11月16日リリース
アルバム・13曲- 1 King of Straw
- 2 Hello Dagi
- 3 Scarred for Life
- 4 Silent theVoice
- 5 Child Then
- 6 Moon Lovers
- 7 Powerful Stuff
- 8 Let's Travel Light
- 9 Is it You?
- 10 Working at the Ministry
- 11 Coralie
- 12 The Unborn Byron
- 13 A Different Lie
Ca Va
Live In Japan - May, 2000
2009年11月08日リリース
アルバム・16曲- 1 Small Hands Of Stone
- 2 Michaelangelo
- 3 Strayed
- 4 A Little Something
- 5 I'm All Alone
- 6 Casablanca Moon
- 7 King Of Straw
- 8 Who's Gonna Help Me Now?
- 9 Moon Lovers
- 10 The Unborn Byron
- 11 Haiku
- 12 Slow Moon's Rose
- 13 Is It You?
- 14 Riding Tigers
- 15 Scarred For Life
- 16 Let's Travel Light
Live In Japan - May, 2000
Acnalbasac Noom
2005年01月01日リリース
アルバム・15曲- 1 Blue Eyed William
- 2 The Secret
- 3 Karen
- 4 Mr. Rainbow
- 5 A Little Something
- 6 Slow Moon's Rose
- 7 Charlie 'N Charlie
- 8 Casablanca Moon
- 9 Everybody's Slimmin'
- 10 Message
- 11 The Drum
- 12 Dawn
- 13 Michelangelo
- 14 Me and Paravati
- 15 Half Way There
Acnalbasac Noom