なきごとの本質を強く感じる配信シングル「春中夢」の制作秘話や配信ライブに掛ける想いを語る【前編】
新型コロナウィルスの影響で活動が停滞していたなきごとが、10月4日(日)に「春中夢」を配信リリースする。陽だまりのようなサウンドが渦巻くように昇り詰めるなか、日常を激変させた「あの春」を、夢か、幻かと問いかける。そこには無責任に押し付けるポジティブも、必要以上に未来を悲観するネガティブもない。ただ夜明けを祈る人間のありのままの熱があった。それは、なきごとが 「泣き言」を名乗る、その本質を強く感じさせる1曲だ。以下のテキストでは、そんななきごとの最新曲に込めた想いを中心に、ふたりがコロナ禍に考えていたこと、バンド2周年記念日である10月24日(土)に開催する約10ヵ月ぶりの主催ライブについて、前編・後編の二本立てインタビューでお届ける。まずは近況報告から。