恒例の『FUJI ROCK FESTIVAL '08』の日程が発表された。今年も会場は新潟県湯沢町・苗場スキー場で７月25日（金）・26日（土）・27日（日）の３日間の日程で開催される。 主催者の＜SMASH＞日高社長が、苗場開催10回目、通算12回目となる今年2008年は、日英修交150年にあたる年ということで、フジロックでは土曜日のグリーン・ステージを日英のアーティストを中心にしたラインナップで計画している（ただしスケジュールの関係で他国のアーティストが登場する可能性もあり）ことを明言した。 これまでも昨年のザ・キュアーを始めニューオーダー、プライマル・スクリーム、オアシス、コールドプレイなど錚々たるUKロックの代表的アクトが名演を繰り広げたフジロック、今年のラインナップも期待が膨らむばかりだが、最新情報はFRFオフィシャル・ラジオ番組『“RADIO UP NINE”on the MEGA NET』（毎週日曜 21:00〜23：00）＜東京：InterFM／名古屋：RADIO-i／福岡：Love FM＞で随時発表されるとのことだ。

昨年の東京でのワンナイト・ショウを大盛況で終えた、驚くべきドラマー、ダグ・シャーリンのサイド・プロジェクト、HIM。彼らが１月９日（水）に待望の新作『1110』をリリースした。２年ぶりのオリジナル作品となる本作は、ヴォーカルにクラムボンの原田郁子、サポートにウルトラ・リヴィング、さらにビル・ラズウェル、バーニー・ウォーレル（ex.ファンカデリック）も参加している。 そしてこの新作を引っさげ、１月11日（金）京都CLUB METRO、１月14日（月・祝）三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON、１月15日（火）SHIBUYA O-nestという日程でお披露目のジャパン・ツアーも決定している。今回のツアーは、KARATEを率いソロでも活躍したジェフ・ファリーナの新バンド、グローリーテラーズも新譜を引っ提げて帯同する。豪華な凄腕バンドのダブル・アクトでの来日公演は必見です！

シングル「ユア・ビューティフル」とデビュー・アルバム『バック・トゥ・ベッドラム』が世界中で大ブレイクし、時代の寵児となったジェイムス・ブラント。昨年９月に世界同時発売した待望の２ndアルバム『オール・ザ・ロスト・ソウルズ』を引っさげ、４月に来日公演が決定した。日程は、４月21日（月）NHKホール、４月22日（火）愛知厚生年金会館、４月23日（水）大阪厚生年金会館の３公演で、チケット料金はS席 7,500円、A席 6,500円（税込）、発売日は、東京が１月26日（土）、大阪が２月９日（土）からで、愛知公演は現在調整中となっている。

年頭に英BBCが発表するネクスト・ブレイク・アーティスト“Sound of—”。フランツ・フェルディナンド、コリーヌ・ベイリー・レイ、ザ・ブレイヴリー、MIKAなど過去の１位アーティストを並べてもこの企画の信憑性の高さは既に証明されているが、今年の“Sound of 2008”が発表された。 １位はアデル。19歳のソウルフルな女性ヴォーカリストで、アコースティックなサウンドを前面に出し、昨今の英国でのソウル・リバイバルからも一線を画す個性となっている。既にXLと契約しアルバムもリリース、３月５日（水）にはベガーズ・ジャパンから国内盤が発売される。 ２位は“ダスティ・スプリングフィールドの再来”との高い評価を得ているダフィー。彼女もブルースやスタックスのようるな昔のブラック・ミュージックの影響を受けたアーティストでA&M／ラフ・トレードと契約済み。 ３位はダンスポップのザ・ティン・ティンズ、４位元クリエイションの創始者アラン・マッギーもお気に入りというサーフ＆ギター・ポップの新星グラスヴェガス、５位は12月に『Foals EP』で日本デビューし、昨年グラストンベリーなど英国の主要フェスを荒らしまくったフォールズとなっている。 ６位以下で面白いところでは、６位のヴァンパイア・ウィークエンド。こちらはアメリカ・ニューヨーク出身のバンドでストロークスとワールド・ミュージックの融合といったユニークな評価を得ており、バズに乗ってデビュー前から話題沸騰。コールドプレイのクリス・マーティンがリコメンドするなど既に話題の中心となっている彼ら、争奪戦の末こちらもXLが獲得し日本でも２月20日（水）１stアルバム『吸血鬼大集合！（仮）』がリリースされる。 またダンス／ソウルといったスタイルが並ぶ中でストレートなギター・ロックンロールで孤軍奮闘の７位JOE LEAN＆THE JING JANG JONGは３月１日（土）新木場STUDIO COASTにて開催される『BRITISH ANTHEMS』に参加が決定しているのでお見逃しなく！　ランキングは以下の通り。

絵の好きなジェシーと、隣りに引っ越してきた風変わりな少女レスリー。いじめられっ子の２人は親友になり、森に「テラビシア」という“空想の”王国を創り上げる。彼らにとって家や学校には問題が山積みだが、テラビシアでは新しい世界にめぐりあうことができるのだ。しかしそんな２人にある日突然の悲劇が降りかかる……。 児童文学界のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞など、数々の賞を受賞しているキャサリン・パターソン作『テラビシアにかける橋』。子供たちの友情や心の葛藤を描きつつ、空想の王国までをもいきいきと類まれなる想像力で表現し、「親が子供に必ず読ませたい本」として30年にわたり世界中で愛されてきた作品だ。その夢のようなテラビシアの世界を、『ナルニア国物語』の＜ウォルデン・メディア＞がVFXを駆使して完全映画化。主人公ジェシーを演じるのは人気子役ジョシュ・ハッチャーソン。レスリーを演じるのは『チャーリーとチョコレート工場』のバイオレット役で一躍ブレイクし、今もっともハリウッドで出演オファーが殺到している新進ティーン女優のアナソフィア・ロブ。また、『ハンナ・モンタナ』で大人気のマイリー・サイラスも参加したオリジナル・サウンドトラック（08年１月23日（水）発売）には、忘れていた幼い頃の心を思い出すサウンドが満載だ。