【連載コラム】稚菜、さだまさしの「
秋桜」をカバー

先週、無事に24歳の誕生日を迎えました。
今までの私なりの誕生日の過ごし方。
それはいつもと変わらない生活をする事。
学校に行ったりアルバイトをしたり、はたまた家でゴロゴロしたり…笑
特別な事をしないのは、誕生日ではあるけれど、
その日の自分の事を自分自身が特別だと思っていないから。

私は、誕生日という日は親に感謝するものだと思っている。
両親が産んでくれた日があるから今の私がいるし、今の私の周りの大切な人に出会えた。
おめでとう!という言葉をくれる人たちに出会えた。
本当にありがたい事です。
いつもと変わらぬ日常を過ごすと、改めてその想いを感じられると思うのです。

もちろん小さい頃は単純に祝ってもらう事が嬉しかった私ですが。
ある時、私が信頼し尊敬している方に、
「おめでとう。そしてあなたを産んでくれ私に出会わせてくれたあなたの親にありがとう。」
という言葉をもらい、その時にはっと気付かされたのでした。
そして何より、私の大好きな両親を褒められたようで、その言葉が本当に嬉しかったのです。
この言葉がきっかけで、そうか私の誕生日というのは
私の両親にとっても大切な日であるんだなと思う様になったのです。
言葉をもらったり、物をいただいたり。
そんな大切な心をもらうたびに私“ありがとう”を両親に送り続けようと、
今はそう思っています。

いつも、“稚菜が好きな事をやっている姿を見るのが一番好き。”
そう言ってくれるあなたに。
24年間育ててくれて本当にありがとう。
そしてどうぞこれからも
宜しくお願いします。
さて今日の一曲。
この方の存在を初めて知ったのは、小学生の時。
歌手としてではなく、父に初めてもらった本の著者として、でした。
小さい頃に読んだ本の中で、今でも唯一取っておいてある大好きな本です。
そして今年の誕生日の前日、やっと念願だったコンサートを初めて見に行かせて頂きました。
私が本当に尊敬している方。
改めてこんな素敵なシンガーソングライターになりたいと思った一日。
さだまさしさんの「秋桜」を。
私も母親に想いを込めて歌わせてもらいました。
是非聴いてみて下さい。
それでは。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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