頑張れ自分!口ずさんで元気になる昭
和時代のアニソン

ミュージックソムリエ協会では、「こんな時に聴きたい音楽!」ということで、日常のヒトコマで、ふっと聴きたい音楽を選曲しました。選曲はすべて、ミュージックソムリエ(http://musicsommelier.jp)によるもの。
ジメジメした梅雨の季節。グッタリした大人たちに贈る、昭和にタイムスリップして、幼い頃の自分を思い出せる懐かしいアニメの主題歌を選びました。当時を思い出し、口ずさめば、ちょっぴり元気になるかも。

1.「ガッチャマンの歌」/子門真人・コ
ロムビアゆりかご会

昭和47年からフジテレビ系で放送。『科学忍者隊ガッチャマン』の主題歌。ガッチャマンと秘密結社ギャラクターの戦いに、毎回息をのんでいた男子・女子は、この歌で昭和にタイムスリップしてみませんか。ガッチャマンの奮闘に、正義は勝つ!そんな思いを心に持ち始めたのは、このアニメからだったように思います。

2.「エースをねらえ!」/大杉久美子

最初の放送は、昭和48年からの半年間。毎日放送とテレビ朝日系列で放送していました。『エースをねらえ!』は、週刊マーガレットで連載されていた漫画です。の主題歌。当時「マーガレット派」だった女子と「岡ひろみ」「お蝶夫人」のキーワードでピンときた人は、この曲でタイムスリップできるのではないでしょうか。
今でこそ、テニスで世界チャンピオン級の選手の輩出している日本ですが、昭和のこの当時、岡ひろみや私たちは今の日本を想像していたでしょうか。今、錦織選手らの活躍のあるこのときに、もう一度このアニメを見たくなりますね。

3.「愛をとりもどせ!」/クリスタルキ
ング

昭和59年にフジテレビ系列で放送。週刊少年ジャンプの連載で大ヒットした『北斗の拳』の主題歌。核戦争で荒廃した世界で戦い続けるケンシロウの北斗神拳の崇高さに憧れた男子が、当時沢山いたのではないでしょうか。「お前はもう、死んでいる!」このセリフに聞き覚えがあるなら、この曲で昭和にタイムスリップしちゃいましょう。

4.「よあけのみち」/大杉久美子、アン
トワープ・チルドレン・コーラス

昭和50年に、フジテレビ系列の「世界名作劇場」で放送された『フランダースの犬』の主題歌。寒いクリスマスの日。アントワープの大聖堂で、憧れのルーベンスの絵画の前。少年ネロの「なんだかとても眠いんだ、パトラッシュ・・・」そう言い残して愛犬と天に召された最終回は、涙なしには見ることができなかった男子女子も多かったと思います。
彼らの健気な最期は、子供心にあまりにも衝撃的だったはず。
この子達の遅すぎた幸せは、今も心の奥に残っていませんか?

5.「Journey To The Stars」/ゴダイ

昭和53年から昭和56年までフジテレビ系列で放送された『銀河鉄道999』の主題歌。銀河鉄道の摩訶不思議な世界観は、少年少女の心をぐっと掴んで離さないものがありましたね。鉄郎、メーテル、車掌・・・どの登場人物もミステリアスで、不思議な宇宙のような不思議な世界。そこにかっこよさや爽やかさを出していたのが
この曲だったのではないでしょうか。

6.「ど根性ガエル」/石川進・荒川少
年少女合唱隊

昭和47年から、朝日放送系列で放送されました。公園で小石につまずき倒れこんだひろしのシャツにピッタリ貼りついてしまった、カエルのピョン吉。毎回のドタバタ劇に笑ってしまう作品です。主題歌も作品と同じように、笑ってしまう面白いものです。

著者:ミュージックソムリエ協会

OKMusic編集部

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