舞台「ガス人間第1号」で主演をつとめる中村 中(写真前列右)

舞台「ガス人間第1号」で主演をつとめる中村 中(写真前列右)

中村 中、舞台「ガス人間第1号」に主
演! 主題歌も手掛ける

独特の存在感、中毒性があると評される作品などで高い評価を得ている、歌手の中村 中が、10月3日から始まった舞台「ガス人間第1号」にヒロインとして主演する。
作品の原作は1960年に公開され、今なお根強い人気と高い評価を誇る同名のSFホラー映画。「ゴジラ」や「ウルトラマン」でおなじみの円谷英二が特撮監督として参加した作品だが、リアルなCG全盛の今日でも高い評価を維持し続けるのは、特撮の素晴らしさだけでなく、あまりにも悲しく美しいラブロマンスとして、どの時代でも観る人たちの心を打つからだと言われている。

今回の舞台化で中村が演じるのは、原作で八千草薫が演じた踊りの家元「春日藤千代」をリメイクした、カリスマミュージシャン「藤田千代」。
特撮はCGによって精緻にリメイクできても、「藤千代」の美しさは再現不能と言われてきた。その「この世のものならぬ」美しさを見事に現代に甦らせた中村 中の美しさと存在感は一見の価値あり! この美女・千代とガス人間の道ならぬ愛が、戦慄と、そして大きな感動を呼ぶ。

舞台版の脚本・演出は、あの後藤ひろひと。
映画「パコと魔法の絵本」の原作者であり、今、客を呼べる演出家といえば必ず名前が挙がる人気である。今回の演出でも、後藤ならではの笑いに劇場が支配され、そのあとほんの一滴の悲しみが大きな感動の波紋を作り出すことになるだろう。

さらに、今回のヒロインであるミュージシャン・千代が作る音楽、そして劇中の音楽や主題歌も中村 中が手掛けていることも注目。特に主題歌「焼心者」は、舞台に華を添える主題歌という役割を超え、物語の重要なキーとなっている。

稽古の最中も、スタッフやキャストからすすり泣きや嗚咽が漏れたという、悲しく美しすぎる感動作「ガス人間第1号」を、是非、有楽町で目撃してほしい。

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