クボタカイ、坂口健太郎主演映画『サ
イド バイ サイド 隣にいる人』の主
題歌を4月にデジタルリリース決定

シンガーソングライター/ラッパーのクボタカイが、坂口健太郎が主演を務める映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』の主題歌「隣」を4月12日にデジタルリリースすることを発表。ジャケット写真と新アーティスト写真を公開した。
「隣」は、映画の劇中歌としても重要な役割を果たしており、伊藤ちひろ監督とやり取りを重ねてクボタカイが書き下ろした楽曲。サウンドプロデュースはYaffleがつとめ「ピアス」に次ぐタッグとなった。
「隣」
4月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される映画『サイド バイ サイド』=隣同士で/一緒に という題名が冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。美術・装飾スタッフ出身である伊藤監督の感性が光る詩的な映像世界の主人公を演じるのは、坂口健太郎。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を柔らかな雰囲気で魅せる。さらに、かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥が演じる。そのほか、未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子、未山の前に突然現れる謎の男・草鹿に浅香航大。詩織の娘・美々(みみ)に磯村アメリといった、個性的なキャストが名を連ねる。
クボタカイ コメント
坂口健太郎さん演じる未山の心情を抜き出したような歌詞ということで、書いている間だけは未山が憑依しているような、不思議な制作体験でした。
身体中を覆い尽くす得体の知れない感情に名前が付くような、内省的な恋の歌が出来ました。
同じ「隣」を聴いても、未山、莉子、草鹿それぞれの視点で聴くと全く違う視点で受け取れるのが面白い所です。
映画本編も、生活の中の静けさや、それぞれの暮らしの事情が印象的で、見る側に余白を与える素晴らしい映画だと思います。
荒々しく静かな本曲「隣」を、映画と併せてお楽しみください。
伊藤ちひろ(監督・脚本・原案) コメント
クボタカイさんの持つ若さは輝いていて、エネルギーが指の先まで漲っているのを感じました。
「隣」の制作においては、主人公の未山が高校時代に恋人へ送った手紙をクボタさんに読んでもらい、
その手紙から感じとれるものでリリックを紡ぎ出して欲しいとお願いしました。
はじめてデモを聴いたときに湧き上がってきた感動は、それから何度もこの曲を耳にしてきた今となっても
まったく褪せることがなく、わたしの心を動かし続けてくれています。
彼から繰り出される言葉は美しく強く、奥底には毒を持ったトゲがある。
彼の知性とセンスがこの作品の強度を高めてくれたこと、とてもうれしく思っています。

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