マシュー・ボーン in Cinema『くるみ
割り人形』の劇場予告編が完成 3/1
0(金)公開

TOHOシネマズ 日本橋ほかで2023年3月10日(金)から1週間限定で公開されるマシュー・ボーン・シネマ 『くるみ割り人形』の劇場予告編が到着した。
男性が白鳥を躍る『白鳥の湖』で世界を驚かせたマシュー・ボーン。2004年に来日公演が行われ大人気を博した『くるみ割り人形』はポップでキュートな世界観。今回、初演から30周年を記念して新たに収録されたという。
マシュー・ボーンのトレードマークであるウィットに富んだ世界と、哀愁と魔法のファンタジーを楽しめる本作は、ドロス博士の孤児院を舞台に、暗黒のクリスマスイブから、きらめくアイススケートの冬のワンダーランドを経て、1930年代の豪華なハリウッドミュージカルの影響を受けたスウィーツランドのおいしいキャンディの王国へのクララの苦い旅が描かれている。チャイコフスキーの華麗な音楽と、アンソニー・ウォードによる新しいセットと衣装が、ボーンの見事な振付と相まって、この古典的な作品を新鮮かつ魅力的に解釈した作品となっている。
3/10(金)公開 マシュー・ボーンの『くるみ割り人形』予告編
イギリスの舞台芸術研究者である北村紗衣は本作について、「マシュー・ボーンの『くるみ割り人形』は、私が生まれて初めてちゃんと生の舞台で見たバレエでした。 見た目はおもちゃ箱をひっくり返したようなデザインのカラフルで楽しい作品ですが、物語はふつうの『くるみ割り人形』と違って、孤児院に住む少女の恋を描いたちょっと大人のお話です。 ボーン版『くるみ割り人形』に出てくるヒロインのクララは、言ってみれば小説や映画、漫画に出てくる登場人物に憧れて夢を見ている、オタクっぽい文化系女子です。 そんな少女が恋に落ち、悲しい目にもあいつつ、少し成長して最後は報われます。 バレエの有名な演目はダンスの間は物語がなかなか進まないことがあり、初心者にはけっこうわかりにくいこともあると思うのですが、私が初めて出会ったバレエがしっかりした恋物語で共感もしやすいボーン版『くるみ割り人形』だったのはとても幸運でした。 この文化系女子の恋物語を皆さんにも是非、見て欲しいと思います」とコメントしている。

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