L→R 久昌歩夢、イーチ、佐々木杏莉、洸瑛、藤咲碧羽、咲太朗、矢嶋由菜、笹原遼雅、飯塚瑠乃、相原一心

L→R 久昌歩夢、イーチ、佐々木杏莉、洸瑛、藤咲碧羽、咲太朗、矢嶋由菜、笹原遼雅、飯塚瑠乃、相原一心

【ONE LOVE ONE HEART
インタビュー】
『劇LIVE』での成長を
1stアルバムでも感じてもらいたい

歌・ダンスのみならず、演劇や映像などあらゆる分野で活躍できるグループとして発足した男女混合10人組のONE LOVE ONE HEART(以下、ラブワン)。始動から1年、ついに1stアルバム『LOVE1』がリリースされる。これまでの活動を振り返りつつ、アルバムの魅力についてメンバーのイーチ、洸瑛、久昌歩夢、佐々木杏莉の4人に語ってもらった。

男女混合というのも
僕らの大きな特徴

“ONE LOVE ONE HEART”というグループ名は、まさにコンセプトがストレートに感じられる名前ですね。

佐々木
そうですよね。“人種、性別、年齢、価値観、文化が違っていても愛する心はみんな同じ”とか“心を込めたパフォーマンスで多くの人の支えになりたい”というコンセプトがあって、それがそのままグループ名になっています。こういう感じでコンセプトがストレートに名前となっているグループはあまりないと思うので、そこがいいなって思いますし、名前に負けないようにみなさんに愛を届けたいという気持ちです。

オーディションによって10人が選ばれたということですが。

久昌
僕は人見知りということもありますし、最年少なので、最初は全員が怖かったです(笑)。でも、活動を始めてからはみんながいろいろと気を遣ってくれたり、やさしくしてくれたりして、今では人生の中で一番と言える仲間ができたと思っています。本当に信頼できる仲間で、この先10年、20年とこのメンバーでやっていきたいです。
洸瑛
以前から仲の良かったメンバーもいるんですけど、歩夢くんとはあまりしゃべったことがなくて、女性メンバーは初対面の人ばかりだったので、僕も最初はみんなの目線が怖かったです(笑)。どんなことを考えているのか深読みをしちゃったりしていましたね。
イーチ&佐々木
あははは。
洸瑛
僕も活動を始めてからは、いろいろと話し合ったりして、同じ目標に向かっていく仲間という意識になれたので、すごく心地良い関係性が築けていると思っています。男女混合というのも僕らの大きな特徴だし…意見を出し合う時も男性だけだったら絶対に出てこないような意見もあったりするので。自分は自撮りが苦手なんですけど、“どうやったらうまく撮れるの?”って女性メンバーに相談できますし(笑)。それにひとりひとりの個性が強いんです。根拠はないんですけど、“イケんじゃね?”っていう自信を持っていますね(笑)。
イーチ
私は以前にも男女混合のグループに所属していて、そのグループが解散したあとにラブワンのオーディションがあると聞いて受けたんです。矢嶋由菜と飯塚瑠乃が同じグループだったので、活動が開始した時も安心感はありましたね。

2022年に入ってから本格始動したわけですが、『LOVE1』は1年間の活動の集大成的な作品になりました。

佐々木
そうですね。昨年の4月27日にメジャーデビューしたんですけど、私はずっと“アーティストになりたい”という夢を持って活動してきたので、その夢の第一歩を踏み出せた年になりました。デビューした時はオリジナル楽曲も少なかったんですが、今回のアルバムには11曲も収録されていて、そのことだけでもすごく嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいです。

リード曲の「Glory Dayz」はすでにMVも公開されていますが、アルバムのオープニングに相応しい曲ですね。

久昌
これまでにも楽曲をいくつか発表してきていますが、僕たち10人の個性を押し出した曲が多かったんです。この曲は個性を出しつつ、10人が一心同体になって“みんなで力を合わせて進んでいくよ!”という意志を込められた曲ですね。
洸瑛
僕たちは演劇と音楽で表現する『劇LIVE「オノマトペ」』を行なっていて、昨年はそれを中心に活動してきました。これまでに2回の公演を経験したことで成長できたと思っていて、その成長を1stアルバムでも感じてもらいたいと思っています。リード曲の「Glory Dayz」をもらった時、今までとは違う雰囲気の楽曲だと思いましたし、これまで培ってきたものに新しいものをプラスして見せられそうだとも思いました。僕たちはサビのユニゾンでは人数の多さを生かしつつ、男女混合だから表現できるものもあって…あっ、話のオチが分かんなくなってきた(笑)。

誰かにバトンタッチしますか?(笑)

洸瑛
えっと、そんなふうに10人の良さを活かしていきたいので…イーチさんはどうしますか?
イーチ
私に振るの?(笑) やっぱり男女混合というのもありますし、サビ以外でもメインは男性がカツッと歌って、女性は上でハモったりして、私たちならではのハーモニーも楽しんでもらえると思っています。

ありがとうございます(笑)。

イーチ
あと、「Glory Dayz」は楽曲を聴くだけだと明るいイメージがありますけど、MVはちょっとダークな感じにもなっていて、また印象が変わると思うんです。そのギャップも楽しんでもらえたらいいなって。
佐々木
この曲のMVは演技が多めで、それもこれまでとは違う部分ですね。洋館から駆け出していくシーンがあるんですけど、そこも全力でやっていますし、どのシーンも観どころなので、何回も観て、いろいろと発見してもらいたいです。

いろんなタイプの楽曲が収録されているのですが、今の気分でもいいので一曲をオススメするとしたら?

久昌
僕的には「本日ハ晴天ナリ」ですね。この曲は2003年にDo As Infinityさんがリリースした楽曲をカバーさせていただきました。夏っぽい曲なので季節的には冬の今ではないんですけど(笑)、個人的に元気でパワフルな曲が好きなので、聴くと元気がもらえますし、僕らの素の部分も出ているからオススメです!

洸瑛さんは?

洸瑛
僕は「パレードはやめた」ですね。“常識にとらわれずに自分らしさを貫こう!”みたいなメッセージが込められている楽曲で。年末年始とかのみんなが浮かれている時期になると僕は寂しくなってしまうので、僕と同じ気持ちになる人はぜひこの曲を聴いてもらいたいですね(笑)。
佐々木
私は「Alright」です。めちゃくちゃ好きなんです! アルバムのレコーディングで最後に録ったのがこの曲で、私たちの想いを乗せつつ、ファンのみなさんへの想いも乗せた楽曲になっているので、今後のライヴで声が出せる状況になったら一緒に歌いたいです。ファンのみなさんと心をつなげられる一曲かなって。

メッセージ性が強くて、前向きな曲ですよね。イーチさんは?

イーチ
私は「You & Me」です。『オノマトペ』の中でも使われている楽曲ですけど、劇以外でもライヴで何度か披露したことがあります。“伝えたいけど、伝えられない”というもどかしい気持ちが綴られていて、MVは女性メンバーがJKになってワチャワチャしている楽しい学生ライフを描いたものになっているんですよ。一見、恋愛ソングに聴こえるかもしれないんですけど、聴く人によっては大切な家族だったり、友達だったりにも当てはめることができるので、人によって感じ方が違うところもいいと思っています。
L→R 久昌歩夢、イーチ、佐々木杏莉、洸瑛、藤咲碧羽、咲太朗、矢嶋由菜、笹原遼雅、飯塚瑠乃、相原一心
相原一心
洸瑛
咲太朗
久昌歩夢
笹原遼雅
飯塚瑠乃
イーチ
佐々木杏莉
藤咲碧羽
矢嶋由菜
アルバム『LOVE1』【TYPE-A】(CD+Blu-ray)
アルバム『LOVE1』【TYPE-B】(CD)
アルバム『LOVE1』【TYPE-C】(CD)

OKMusic編集部

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