ONE OK ROCK IS BACK!!
3年振りのアメリカツアーでみせた
ロックな野心
この秋に生み落とされたばかりのアルバム『Luxury Disease』を引っ提げた北米ツアーのニューヨーク公演が9月30日におこなわれた。ONE OK ROCKがアメリカでツアーを実施するのは3年振りで、前回に増して各地でソールドアウトが続出している。すっかり秋めいたニューヨークはマンハッタン。その中心地に位置する会場Hammerstein Ballroomには彼らの再訪を祝う多くのファンが集った。
“ONE OK ROCK is back!!” 、SEのアナウンスでメンバーが登場。右手にメロイックサインを掲げてTaka(Vo.)がスタンドマイクの前に立ち「Save Yourself」でスタートを切った。続く「Taking Off」では唸る重低音とキレのあるパフォーマンスを見せつけ、“やっとここに戻ってこられたよ、ニューヨーク!アメリカでツアーやるのは久しぶりだね。良い夜にしよう。準備はいい?!” と、ファンとの再会を噛み締めるTaka。「Renegades」を歌い上げる堂々たる佇まいは圧巻で、シンガロングで場内の一体感が増す。トークパートは全て英語でおこなわれた。“ここに戻ってくるのを楽しみにしてました! ニューアルバムどうだった?”とRyota(Ba.)が問いかければ多くの声援と共に作品の感想が飛び交い、Toru(Gt.)が“みんな元気してた?”と言えば “We missed you!(会いたかったよ!)”とオーディエンスが呼応する。Tomoya(Dr.)が“みんな最高だよ! ニューヨークピザも、みんなのことも大好き!”と会場を和ませると、ライブは早くも中盤へ。
“声聞かせて!”とさらに煽るTakaは「Neon」へと繋ぎ、「So Far Gone」ではオーディエンスが照らす携帯電話のライトが場内を温かく包み込んだ。「The Beginning」のイントロが始まるや否や、待ってました!と言わんばかりの歓声が沸いた。Takaはステージを降りてフロアの前方へのめり込んで歌い続ける。“最高の夜をありがとう。そして、ここに来てくれてありがとう。必ずまた戻ってくるから!”ラストは「Wasted Nights」で壮大なステージを見せた。その後、“One more song!(もう一曲!)”と鳴り止まないアンコールに応えて「Always coming back」のアコースティックバージョンと「American Girls」を披露し、ポジティブバイブでショーを締めくくった。
Green Day、My Chemical Romanceなどを手掛けるRob Cavalloをプロデューサーに迎え、5 Seconds of SummerやBring Me The Horizonのメンバーがジョインしたトラックも含まれている超絶ロックなアルバム『Luxury Disease』。15年前に放たれたアルバムのタイトル『ゼイタクビョウ』と同じ意味を持つ本作のリリースツアーを海外でスタートさせるという事実が、彼らの順調な世界進出を証明しているようだ。ツアーは間もなく折り返し地点で、年末にはオーストラリアの大型フェス『Good Things Festival』への出演が決まっている。
photo by JulenPhoto
text by Megumi Hamura
【セットリスト】
1. Save Yourself
2. Taking Off
3. Wonder
4. Let me Let You Go
5. Renegades
6. – Instrumental -
7. Neon
8. Vandalize
9. So Far Gone
10. The Beginning
11. Prove
12. Stand Out Fit In
13. Wasted Nights
En1. Always coming back
En2. American Girls
“ONE OK ROCK is back!!” 、SEのアナウンスでメンバーが登場。右手にメロイックサインを掲げてTaka(Vo.)がスタンドマイクの前に立ち「Save Yourself」でスタートを切った。続く「Taking Off」では唸る重低音とキレのあるパフォーマンスを見せつけ、“やっとここに戻ってこられたよ、ニューヨーク!アメリカでツアーやるのは久しぶりだね。良い夜にしよう。準備はいい?!” と、ファンとの再会を噛み締めるTaka。「Renegades」を歌い上げる堂々たる佇まいは圧巻で、シンガロングで場内の一体感が増す。トークパートは全て英語でおこなわれた。“ここに戻ってくるのを楽しみにしてました! ニューアルバムどうだった?”とRyota(Ba.)が問いかければ多くの声援と共に作品の感想が飛び交い、Toru(Gt.)が“みんな元気してた?”と言えば “We missed you!(会いたかったよ!)”とオーディエンスが呼応する。Tomoya(Dr.)が“みんな最高だよ! ニューヨークピザも、みんなのことも大好き!”と会場を和ませると、ライブは早くも中盤へ。
“声聞かせて!”とさらに煽るTakaは「Neon」へと繋ぎ、「So Far Gone」ではオーディエンスが照らす携帯電話のライトが場内を温かく包み込んだ。「The Beginning」のイントロが始まるや否や、待ってました!と言わんばかりの歓声が沸いた。Takaはステージを降りてフロアの前方へのめり込んで歌い続ける。“最高の夜をありがとう。そして、ここに来てくれてありがとう。必ずまた戻ってくるから!”ラストは「Wasted Nights」で壮大なステージを見せた。その後、“One more song!(もう一曲!)”と鳴り止まないアンコールに応えて「Always coming back」のアコースティックバージョンと「American Girls」を披露し、ポジティブバイブでショーを締めくくった。
Green Day、My Chemical Romanceなどを手掛けるRob Cavalloをプロデューサーに迎え、5 Seconds of SummerやBring Me The Horizonのメンバーがジョインしたトラックも含まれている超絶ロックなアルバム『Luxury Disease』。15年前に放たれたアルバムのタイトル『ゼイタクビョウ』と同じ意味を持つ本作のリリースツアーを海外でスタートさせるという事実が、彼らの順調な世界進出を証明しているようだ。ツアーは間もなく折り返し地点で、年末にはオーストラリアの大型フェス『Good Things Festival』への出演が決まっている。
photo by JulenPhoto
text by Megumi Hamura
【セットリスト】
1. Save Yourself
2. Taking Off
3. Wonder
4. Let me Let You Go
5. Renegades
6. – Instrumental -
7. Neon
8. Vandalize
9. So Far Gone
10. The Beginning
11. Prove
12. Stand Out Fit In
13. Wasted Nights
En1. Always coming back
En2. American Girls