レキシ atagi、カネコアヤノ、打首
獄門同好会が登場した横浜アリーナ公
演の公式レポート到着

9月25日に横浜アリーナで行われた『レキシアリーナツアー2022 レキシの七つのお祝いに』。本記事では、様々なゲストが登場した同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

7月20日の東京・国際フォーラム ホールA公演で幕を閉じた『レキシツアー2022 土偶サスペンス劇場〜消えたレキシ男爵〜』の熱気が冷めないなか、そのプレミアムな東阪アリーナ公演『レキシアリーナツアー2022 レキシの七つのお祝いに』が開催。しかし、満員御礼完売で初日を飾るはずだった9月19(日・祝)の大阪城ホール公演が、台風14号の影響で公演が中止。その無念を乗り越えて迎えた本日9月25日に開催された横浜アリーナ公演は、レキシの音楽とライブとファンへの感謝が詰まった圧巻のファイナル公演となった。
レキシの横浜アリーナ公演は、2019年2月にビッグ門左衛門(三浦大知)ら豪華ゲストが客演した2DAYS公演以来、約2年7ヶ月ぶり。
お馴染みの“袴Tシャツ”とオフィシャルグッズ“稲穂”を持ったファンで埋まった会場が暗転すると、オーディンエンスが手にする人気グッズ“光る稲穂”で会場が照らされる中、ステージ上にはツアータイトル『レキシの七つのお祝いに』をテーマにこれまでのレキシの歴史を辿った映像が上映され、映像が終わるや否やステージ花道の先に狼煙があがり、打ち上げ音が鳴り響くと花道に突如レキシが登場。満場の“光る稲穂”と手拍子のなか「SHIKIBU」で本日のライブがスタート。オーディエンス総立ちで会場の熱量を一気にあげると、間髪入れずに「ギガアイシテル」を披露。
「久々の横浜アリーナ!どうもケビンコスナーです!」とお決まりの自己紹介で会場から大きな拍手が湧き上がるなか、「Let’ s FUJIWARA」がスタート。立て続けに「大阪公演をできなかった思いを寄せて」のMCで「真田記念日」を披露し、会場一体となる振りでライブを盛り上げていった。
レキシ
続いて、「早速ですけど、本日一人目のゲストを呼びたいと思います、あ、たぎれんたろう!」の一声と共に本日最初のゲスト “あ、たぎれんたろう“ (atagi from Awesome City Club)がステージに登場。「れんたろうと一緒に明治に想いを寄せて」のMCからNewアルバム「レキシチ」のシングルカット曲「たぶん Maybe 明治 feat. あ、たぎれんたろう」のファンクナンバーをダンスも交えながら披露した。さらに、レキシの「もう1曲やってほしいんだけど」の投げかけに応えて「年貢 for you」も共演。
”俵“の小道具を抱えながら、曲の中盤ではレキシのリクエストにatagiが応える流れで洋楽邦楽の枠を超えたさまざまな脱線曲を披露。最後は自身Awesome City Clubの人気曲「勿忘」の美しい歌声で脱線パートを締めくくり、最後はきっちりと「年貢 for you」に舞い戻って約25分の共演を果たした。
ライブも中盤戦に差し掛かり、「Let’ s 忍者」、「古墳へGO!」、「妹子なぅ」を立て続けに披露し、レキシのキーボードソロやコール&レスポンスで会場のボルテージも上昇。鳴り止まない拍手のなか、「本日2人目のゲストをお招きしたいと思います」のMC。レキシバンドの演奏でステージに豪華な駕籠が担ぎ込まれると、駕籠から上品な和装を纏った “にゃん北朝時代“(カネコアヤノ)がステージに登場。初共演の初々しいやりとりで会場が和むなか、「レキシチ」の1stシングルカットとなった荘厳なバラード曲「マイ草履 feat. にゃん北朝時代」を披露。カネコアヤノの切なくも強い歌声とレキシの熱い掛け合いが見事に調和したパフォーマンスの余韻が冷めぬ中、レキシによる「だって伊達」で立て続けにバラードを披露し魅了した。
その余韻を打ち消すドラムイントロから、「salt&stone」がスタート。曲の途中では手練のバンドメンバーによるソロとメンバー紹介で堪能させると、間髪入れずに「KMTR645」へ。この曲では定番のイルカの“ヨシオ”も無事参戦し、花道での振りやコール&レスポンスで会場を盛り上げた。
そして、本編最後はライブ定番曲「きらきら武士」。稲穂の光が満場に灯る中、ピアノイントロをバックに、「ライブってこんなに楽しかったんだね」「ライブでこうやって皆さんと楽しむ喜びを感じています」「また元気でお会いしましょう!」とオーディエンスに感謝を伝えると、金銀のテープが派手に打ち上げられ最高潮のなか「きらきら武士」を披露し、本編の幕を閉じた。
『レキシアリーナツアー2022 レキシの七つのお祝いに』
新撰組カラーの法被を着たレキシが再度ステージに登場し、アンコールがスタート。「今夜、最後のゲスト ぼく、獄門くん です!」の呼び込みで、同じく法被姿の ぼく、獄門くん (打首獄門同好会)のメンバーがステージに登場。ステージ上では、生演奏による二択クイズも織り混ぜ、レキシのリクエストに応える形で打首獄門同好会の人気曲「日本の米は世界一」を披露。続いて「次はじゃあ、コラボ曲いきましょうか」のMCをもってアルバム収録のコラボ曲「鬼の副長HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん」を披露。途中で「肘、肩」の振りで会場が一体化するなど濃厚でカオスな共演を終えた。
続いて「I’ ll Be Back」の言葉を残し、レキシがステージから姿を消すと、ステージのスクリーンに某CM風に仕立てた「狩りから稲作へ」の曲紹介VTRが流れ、オーディエンスは稲穂を光らせてスタンバイ状態に。
映像が終わると「狩りから稲作へ」のイントロが鳴り響き、七色に輝く鳥風の衣装を纏ったレキシがステージ花道の先端からせりあがってダブルアンコールがスタート。曲中では、本日登場したゲスト あ、たぎれんたろう(atagi from Awesome City Club)、にゃん北朝時代(カネコアヤノ)、ぼく、獄門くん(打首獄門同好会)もステージに登場、オールラインナップで曲の大団円を迎えて、約2時間半以上にわたった横浜アリーナ公演は大盛況で幕となった。

撮影=聖徳太郎(田中聖太郎)

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