YOSHIKIが4年ぶりのクラシカル公演で
とめどない涙 『YOSHIKI CLASSICAL
with Orchestra 2022 in JAPAN』が
開幕
『YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022 in JAPAN』
ゲストボーカルには、フィリピン出身のシンガーソングライター・Beverlyと、オペラ歌手の嘉目真木子が登場。8月開催のYOSHIKIプレミアムディナーショー『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2022 in TOKYO』にも出演した2人と共に、再び感動的なステージを作り上げた。さらに、「Forever Love」では、牧阿佐美バレエ団とコラボレーション。美しいバレエと共に楽曲の世界観を表現するYOSHIKIクラシカルならではの演出で観客たちを魅了した。
『YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022 in JAPAN』
さらに、天皇(現上皇)陛下御即位10年奉祝曲としてYOSHIKIが作曲した「Anniversary」では、溢れる感情をメロディーに託してピアノを演奏。実はYOSHIKIはこの曲の依頼が来た際、あまりの大役に引き受けて良いのかと悩んでいたが、今年5月に他界した母に背中を押され、決意したという。母への愛と感謝の想いをのせた、そのパフォーマンスは、観客たちの心を震わせた。
『YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022 in JAPAN』
MCでは、「母が亡くなった時、ファンのみんなの声と音楽が僕を助けてくれた。今もその途中です」とファンに感謝の気持ちを伝える場面も。コンサートの終盤では、感極まったYOSHIKIがとめどない涙を流しながら、「こんなに人って泣けるのかというぐらい泣いてるけど、こうやって演奏することで少しでも前に進めればなと。心の傷は癒えない。一生癒えないと思うけど、血だらけでも良いから前に進んでいこうと思います」と心情を吐露。そんなYOSHIKIの気持ちを受け止めるように、客席からは大きな拍手が沸き起こった。
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