海宝直人が恋多き天才詩人に挑む 音
楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影
に隠れたもう一人の天才~』上演決定
(コメントあり)

詩人ロレンツォ・ダ・ポンテの人生を描いた音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』が、2023年6月・シアター1010(プレビュー公演)、7月・東京建物Brillia HALLにて上演が決定した。
本作は、モーツァルトの三大名作オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』誕生の知られざる背景を描く音楽劇。ダ・ポンテがモーツァルトと出会い、最高のパートナーとしてその才能を開花させたのは、彼の80年を超える生涯のわずか数年間だったが、それは人生で最も輝いたかけがえのない時間だった。
女好きでペテン師でありながら、類稀なる人間観察力を持つ天才詩人の主人公ダ・ポンテ役に、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』など数々の東宝ミュージカルに出演し、その歌唱力で観客を魅了してきた海宝直人が挑む。
そして、ダ・ポンテに出会いその才能をいかんなく発揮した作曲家モーツァルト役を、『ヘアスプレー』『キングアーサー』などの話題作が続き、その身体能力の高さも注目される平間壮一が演じる。
二人に敵対するウィーンの宮廷作曲家・サリエリ役は、『レ・ミゼラブル』『ダブル・トラブル』などミュージカル作品への出演のほか、声優としても活躍する相葉裕樹。
ダ・ポンテの恋人・フェラレーゼ役に乃木坂46卒業後も舞台や映像作品で活躍する井上小百合。後にダ・ポンテの妻となり献身的に彼を支えるナンシー役に田村芽実。モーツァルトの妻・コンスタンツェ役に青野紗穂。そして、若手の実力派キャストに加え、皇帝ヨーゼフ二世役をベテランの八十田勇一が演じる。
脚本は、連続ドラマ『凪のお暇』『妻、小学生になる』などの話題作を生みだしている大島里美が、本作で初めてオリジナルの音楽劇を執筆する。
演出は、『両国花錦闘士』、音楽劇『マニアック』など数々の舞台の脚本・演出を手掛け、現在上演中の劇団四季ミュージカル『バケモノの子』が話題の青木豪。音楽は、これまで演劇やダンスなどの舞台作品に多くの楽曲を提供し、劇団四季『恋に落ちたシェイクスピア』、音楽劇『星の王子さま』などで青木ともタッグを組んできた笠松泰洋が手掛ける。
誰もが知るモーツァルトの名曲をモチーフにしたナンバーとオリジナル曲に、ダ・ポンテの描いたオペラのように細やかな人間ドラマを織り交ぜた、世界初演、全く新しい音楽劇を上演する。
音楽劇『ダ・ポンテ』チラシビジュアル
キャストコメント
<海宝直人(ロレンツォ・ダ・ポンテ役)>
ダ・ポンテ役を務めさせていただきます海宝直人です。
今回演出の青木豪さんはじめ、初めてご一緒させて頂くクリエイターの皆さんと新たな作品を創り上げていけること、光栄に思います。
モーツァルトと共に「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」などの名作を手がけながら、決して順風満帆な人生を送ったとは言えなかった詩人、ダ・ポンテ。どれほど逆風に吹かれようと、栄光を渇望しもがき続けた彼の人生を辿っていると、可笑しくも哀しい、しかしエネルギーに満ちた人間味溢れるエピソードの数々に興味と想像を掻き立てられます。
今作でどのようにその人生が描かれるのか、僕自身とても楽しみです。
素晴らしい共演者の皆さんと共に、チーム一丸となって最高の作品をお届けできるよう励みます。「音楽劇ダ・ポンテ」どうぞお楽しみに!
<平間壮一(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役)>
世界で一番、不幸で、幸運な詩人
このキャッチフレーズが大好きです。
まだ台本は読めていない中このコメント書いていますが
これだけでいろいろな想像ができて楽しみで仕方がないです。
しかもそれを海宝くんが演じるんだから! 
天才は人に認められるから天才なのか
もしかしたらただの変人と言われ続けてきたのか
素晴らしいとかすごいねって言われたいって人は思うけど
天才の立ち位置についたら
そのポジションの辛さがつきまとうと思う。
ダ・ポンテ、モーツァルトの2人がどんな物語を伝えてくれるのか
尊敬できる人たちに囲まれて稽古もがんばります。
見に来て頂ける皆様は劇場でお待ちしてます!
<脚本:大島里美コメント>
長い人生の一瞬を照らす花火のような出会い––−−詩人のダ・ポンテと音楽家モーツァルトは、モーツァルトの晩年に出会い、三作の傑作オペラを共作することで、短くも濃い時間を過ごしました。
“天才”ですら様々な制約に悩まされるエンタテインメント作りの現場。どん底で出会った二人は、言葉と音楽でお互いを解き放ち、最高の相棒となってゆきます。
野心にあふれ恋に懲りない詩人と、彼をそそのかし乗せていく音楽家。オペラ界の最強タッグの共作の様子を、二人のオペラに出てきそうな愛らしく憎めない登場人物たちと、たくさんの歌に乗せて、お楽しみいただければと思います。
<演出:青木豪コメント>
「ダ・ポンテ」という人の名を恥ずかしながら存じ上げませんでした。「コジ・ファン・トゥッテ」などスタッフをした経験さえあるのに、モーツァルトのオペラの台本を3つも書いた彼の名を意識したことは、この仕事を頂くまで全くありませんでした。「知りたい」と思って、お引き受けしたら素敵な台本が届き、信頼すべき演者が揃いました。「知りたい」と思われた方々、是非劇場へ。あ、「知ってる」という方々も是非であります。
ストーリー
1829年ニューヨーク。年老いたロレンツォ・ダ・ポンテ(海宝直人)が病身の妻の面倒を見ながら、回想するところから物語は始まる――。
1781年ウィーン。若きダ・ポンテは、宮廷詩人としてアントニオ・サリエリ(相葉裕樹)とともにオペラを制作していた。女好き、またユダヤ人であることが障害となり、必死で手に入れた宮廷詩人の座だったが、言われるがままに書いたデビュー作は酷評され、フラストレーションが溜まっていた。そんなダ・ポンテの前に現れた、作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(平間壮一)。彼もまた才能を持て余し、不満を抱えていた。二人は意気投合し、全く新しいオペラを作ることを決意する――。
この出会いこそが、“天才”モーツァルトを世に広め、もう一人の“天才”はその栄光の影に隠れながらも後世に受け継がれる作品を作ることになる、運命の出会いだった――。

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