明日の「新・BS日本のうた」“夏SP・
天童よしみ＆三山ひろし＆丘みどりの
ワンマンショー”におおい大輔、工藤
あやの、津吹みゆ、羽山みずき、松前
ひろ子ら

【渡辺アナによる見どころ紹介】 NHKホールからお送りする“夏スペシャル”第1夜！三山ひろしさん、丘みどりさん、天童よしみさんの3人によるスペシャルなワンマンショーをお届けします。「初めて紅白に出場した時の思い出の曲」、「歌手への道を切り拓くきっかけになった曲」、「これまで支えてくれた大切な人との共演」など、見どころ満載！ 皆さんのトークも盛りだくさんです。 さぁ今回は三山ひろしさんに注目して恒例の「楽屋deトーク」！ 高知出身の三山さんらしく、「演歌の夜明けぜよ」と題したステージでは全8曲を披露してくださいました。「私の1曲」をトークテーマに、「今回歌われる曲の中で最も特別な1曲は？」と伺うと、三山さんが選ばれたのは「ダンチョネ港町」。女歌の「人恋酒場」でデビューされた三山さんにとって、初めての男歌でした。「僕の歌は明るいメジャー調が多い中、この歌はマイナー調。もの悲しい男の悲哀を歌った曲は、僕のラインナップの中では目立つ存在。でも、このまま埋もれてしまうのではないかと不安だった……」と三山さん。ダンチョネ港町が発表されたのは2011年の3月です。東日本大震災がありました。「当時は港とタイトルについたこの曲を歌える状況ではなくキャンペーンもできなかった。でも、師匠の中村典正先生が思いを込めて作曲してくださったので、コンサートではいつも欠かさず大切に歌ってきた」とおっしゃっていました。三山さんは、「このまま立ち止まってはいけない。前向きに進んでいこう」という希望が滲む3番の歌詞がお気に入りだそうで、まさに今回のテーマ「夜明け」にふさわしい1曲だと感じました。三山さんの強い覚悟も感じるステージ、お見逃しなく。

「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する、音楽番組です。