ももすももすの
『きゅうりか、猫か。』
- #8 白石一文/草にすわる -
こんにちは。
ももすももすです。
最近も相変わらず元気はありませんが、なんとか生きております。人間なんてそんなものですね。
人生の様々な出来事に関する時計を逆回りさせて、心の均衡を保つ、不可思議な日々を送っております。
でも猫は元気です。
もりもりご飯を食べます。わたしはご飯を食べるのが、得意ではないのですが、猫はすごいです。そしてどんな時も、ぐっすり眠ります。猫はわたしの先生でもあります。
さて今日は白石一文さんの草にすわるという小説を紹介します。この小説は五編に分かれているのですが、その中でも、表題の草にすわるについて触れたいと思います。
ももすももすです。
最近も相変わらず元気はありませんが、なんとか生きております。人間なんてそんなものですね。
人生の様々な出来事に関する時計を逆回りさせて、心の均衡を保つ、不可思議な日々を送っております。
でも猫は元気です。
もりもりご飯を食べます。わたしはご飯を食べるのが、得意ではないのですが、猫はすごいです。そしてどんな時も、ぐっすり眠ります。猫はわたしの先生でもあります。
さて今日は白石一文さんの草にすわるという小説を紹介します。この小説は五編に分かれているのですが、その中でも、表題の草にすわるについて触れたいと思います。
まずは、簡単にあらすじを紹介いたしましょう。
主人公の洪治は全てを辞め「最低五年間は何もすまい」と心に誓います。その中で偶然付き合うことになった曜子と、うまくいかない人生に痺れを切らし心中することを決め、大量の睡眠薬を飲みます。
人間はどうして生きていかなければならないのか考えさせられる作品です。
小説の中で、「どうしても死なないではすまないような、死ぬしかないような切羽詰まった理由でもなければ、人は生きつづけるしかない」という一説があります。
わたしは、なんだかこの通りなような気がします。例え生き急いで不安に追われ全てを投げ出したくなる時だって、時計の速度は変わらず、ただそこに自分の命があるだけで、それを全うすることが、生きていくということなんだと思います。
主人公の洪治は全てを辞め「最低五年間は何もすまい」と心に誓います。その中で偶然付き合うことになった曜子と、うまくいかない人生に痺れを切らし心中することを決め、大量の睡眠薬を飲みます。
人間はどうして生きていかなければならないのか考えさせられる作品です。
小説の中で、「どうしても死なないではすまないような、死ぬしかないような切羽詰まった理由でもなければ、人は生きつづけるしかない」という一説があります。
わたしは、なんだかこの通りなような気がします。例え生き急いで不安に追われ全てを投げ出したくなる時だって、時計の速度は変わらず、ただそこに自分の命があるだけで、それを全うすることが、生きていくということなんだと思います。
また、小説の中でも出てきましたが、生きることに対して「所詮」と感じていた方が、心は軽く過ごせると思います。でも、それが、わたしにとってはまだ難しいので、猫に習おうと思います。
それではまた次のねこきゅーでお会いしましょう。(略し始めました。)
ばいばい。
それではまた次のねこきゅーでお会いしましょう。(略し始めました。)
ばいばい。
■ももすももすの『きゅうりか、猫か。』一覧ページ
https://bit.ly/3fHyept
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