LAで開催中の『Anime Expo 2022』で
「ウルトラマン」グローバル展開作の
最新情報を続々発表

株式会社 円谷プロダクションは、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている世界最大級のアニメイベント『Anime Expo 2022』に出展し、ウルトラマン関連作品の最新情報を発表した。
7月2日(現地時間)に実施されたメインステージイベント『ULTRAMAN ARRIVES: SUPER ANIME EXTRAVAGANZA』に、今後グローバル展開するウルトラマン関連作品を手がけるクリエイターたちが登壇。最新情報を続々と発表する形となった。
CG長編アニメ『Ultraman(原題)』コンセプトが明かされる
CGアニメ長編作品『Ultraman(原題)』について、監督のシャノン・ティンドル氏、共同監督のジョン・アオシマ氏が登壇し、初めてファンに直接作品への想いを語り、期待が高まる最新コンセプトアートを披露した。
両氏は、55年以上の歴史を誇るウルトラマン配信先、日時を設定するシリーズをCGアニメーションとして21世紀に新しく生まれ変わらせること、本作のコンセプトなどについて明かした。
<シャノン・ティンドル監督コメント>
「私たちはオリジナルの初代ウルトラマンよりインスピレーションを受けて作品を描いており、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』『ウルトラマンティガ』からもインスピレーションを受けました。そして、現在、制作を進めている作品は、とても特別なものになると思います」
<ジョン・アオシマ共同監督コメント>
「ウルトラマンとは勇気の話であり、よりよい自分になる話でもあると思います。この映画私たちにウルトラマンの様に、「何が自分にできて、自分は何をするべきなのか?」を問いかけてくれるはずです。とても楽しみです」
MARVELコミックス版『ウルトラマン』ではヒーロー競演アートを公開
MARVELコミックス版『ウルトラマン』プロジェクトでは、脚本家のマット・グルーム氏、アメリカンコミックアーティストのE.J.スー氏が登壇し、まもなく8月17日(PDT)に発売となる「The Mystery of Ultraseven」 についての想いを語った。
<マット・グルーム氏コメント>
「このミニシリーズでやりたいことはすべて決まっていて、シリーズの要素をすべて取り込んでまとめたいという大きな構想がありました。ウルトラセブンはその中で常に重要な位置を占めていました。 ウルトラセブンとモロボシ・ダンに何が起こったのかという謎は、主人公のシンやウルトラマンの世界で何が起こっているのかという謎の一番といっていいほど重要な内容です」
<E.J.スー氏コメント>
「小さい頃からウルトラマンが好きだったので、他の出版社で働いている時にもウルトラマンを描く機会も何度かあったのですが、残念ながら実現には至りませんでした。 マーベルのCBセブルスキー氏と知り合いで、彼らがウルトラマンのプロジェクトを進めていると知った時、彼にすぐに電話して仕事に参加出来るようお願いした結果、今まさに、自分でウルトラセブンを描いておりとても嬉しい限りです」
さらにMARVELヒーローたちがコミックス版『ウルトラマン』の世界に登場する「クロスオーバー展開」を企画中であることを発表したほか、アイアンマン、キャプテン・マーベル、スパイダーマンがウルトラ怪獣に戦いを挑む姿が描かれたコンセプトアート(=上掲写真)が公開されると、会場からは大きな歓声が上がったという。
2023年配信のネトフリアニメを会場限定公開
Netflixで全世界配信中のアニメ『ULTRAMAN』より、神山健治監督、荒牧伸志監督らが登壇し、2023年にNetflixで配信が決定しているFINALシーズンの「ファーストルックムービー」を会場限定で披露した。
<神山健治監督コメント>
「これまでのウルトラマンはビルの様に巨大なスケールで戦っていました。 しかし、今回の我々の作品では、より人間的なスケールで描くことで、世界中の視聴者が興奮し、夢中になれるようなアクションが展開されると考えています。」、荒牧伸志監督「ウルトラマンといえば自分が幼い頃から中心的かつ伝説的なヒーローというイメージがありましたが。まさか自分の手で手がけられるとは夢にも思ってもいませんでした」
TeddyLoid氏はNOILLIONの今回のシーズン2の楽曲「3」の制作について「バトル、人間模様が描かれているので、その中で戦う進次郎を表現した曲を作りたかったんです。 シーズン2のクライマックスを象徴するような曲になっていると思います。」と語った。
ステージにはさらにULTRAMAN、SEVEN、ACEの実写スーツ3体が登場し会場を沸かせ、サプライズとしてアニメシーズン2でも主役級の人気を誇った「TARO SUIT」が姿を現わした。「TARO SUIT」はこれが世界初公開となる。
(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会3
(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会3
(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会3
このほか、同イベント内では作品毎のトークパネル、ウルトラヒーローたちが迫力のアクションを繰り広げるライブステージ、怪獣たちによるグリーティングなど様々な取り組みを実施し、約30万人のファンに向けて最新作を大々的にアピールした。
世界的に「ウルトラマン」を強くアピールした結果となり、今後のグローバル展開される「ウルトラマン」を楽しみに待ちたい。

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