劇場版アニメ『夏へのトンネル、さよ
ならの出口』 主題歌・挿入歌にeil
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2022年9月9日公開の劇場アニメーション『夏へのトンネル、さよならの出口』の主題歌・挿入歌をシンガーソングライター・eillが担当することが決定した。
主題歌のタイトルは「フィナーレ。」といい、本作のために書き下ろされたもの。挿入歌には「プレロマンス」と、2020年に発表の「片っぽ」がアコースティックバージョンで使用される。
本件に関してeillと監督の田口智久、原作の八目迷からコメントが到着している。
■eill コメント
「夏へのトンネル、さよならの出口」の楽曲を担当させて頂きます。シンガーソングライターのeillです。今回、オファーを頂いてから何度も原作を読み返して、主人公のふたりの心の中を覗きながら、日々を一緒に過ごして曲を作りました。同じ時間を過ごすと、似てきたり、お互いのことがわかってくるように、ふたりの共同戦線は、どんどん深く、明確な絆に変わっていく。そんな真っ直ぐなふたりが私はとても好きで、色褪せない愛を歌った主題歌を「フィナーレ。」と名付けました。そして、なにか物語がはじまる前のトキメキを描いた挿入歌を「プレロマンス」と名付けました。 さらに過去曲の「片っぽ」も劇中歌として選んで頂けて、、本当に光栄です、、、。楽曲では、海の音や原作に纏わる効果音、音楽で作れるワクワクを沢山!詰め込んだので、ぜひ楽しみにして頂けると嬉しいです!私も、劇場で観れるのが待ち遠しいです。
■田口智久(監督) コメント
「片っぽ」はまるでこの作品のためにあるような曲だと思いました。とても美しく儚い、誰も誰かを求めているというあまりに普遍的であり、個人的でもあるこの曲はまさに「夏へのトンネル、さよならの出口」であったように感じました。「プレロマンス」は華やかにこの作品の色を強く引き立ててくれています。映画の彩度が、音楽によって一段も二段も引き上げられたように思います。青春の確かな輝きが音楽の力によってその輪郭を鮮明に浮かび上げてくれました。主題歌としてある「フィナーレ。」は作品テーマのアンサーにもなっている曲だと感じています。きっと映画を見ていただければその意味が分かるかと思います。
■八目迷(原作) コメント
初めて「フィナーレ。」を聴いたとき、なんてまっすぐなラブソングだろうと思いました。何かと不器用な主人公ふたりの、本当に望んでいたものが、この曲に秘められているんじゃないかな。そう思わせてくれる曲です。そして挿入歌である「プレロマンス」も、夏の到来と淡いボーイミーツガールを感じさせてくれました。誰だって一度は、この曲に込められたドキドキを求めていたはず。夏の青空のような曇りのないロマンスを、ぜひ劇場で味わってください。
この夏注目の一作、主題歌ごと楽しんでいきたい。

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