Editor's Talk Session

Editor's Talk Session

【Editor's Talk Session】
今月のテーマ:
面白いと思うものに光を当てる
新レーベル“highlight”

アーティストと
音楽以外での接点を見つける

千々和
所属や契約が決まったアーティストとのコミュニケーションで、音楽以外の好みを知ることはあると思いますが、highlightは募集要項の時点で映画や本、漫画など音楽以外の好きなものを書く項目があるのも珍しいと思いました。
今井
音楽以外で僕らとの接点が見つかると、それがコミュニケーションのきっかけになるという意図がひとつと、そのアーティストの音楽が他の好きなものと交わることでより広がったり、化学反応が起こることがあると思うので、できるだけ知っておきたいんですよね。デジタルディストリビューションの場合は完成された音源が送られてきて、アーティストが望めばプロモーションも一緒にやる流れになると思うんですけど、レーベルの場合は音源制作から一緒にやることが前提にあるので、より最初から二人三脚であると思うんです。だからこそ、音楽以外の好みも把握しておきたいなと。
千々和
highlightのスタッフさんもご自身の好きなものや音楽のルーツをnoteに投稿されていますよね。
今井
募集するにあたって質問しているから、こっちも“スタッフにこういう人がいるよ”と書かないといけないだろうと(笑)。アーティスト側からも共通項を見つけてもらえたらいいなと思って、スタッフにお願いしました。highlightではオーディションも開催しますが、通年でアーティスト募集をしているので、今の時代はSNSやnoteである程度のきっかけ作りはしていこうと。
千々和
noteには今井さんとたまこさんがもともとタワーレコードで働いていたことや、オガチョさんはバンドマンとしてUK.PROJECTのスタッフさんと知り合ったのがきっかけで今に至っていることなどが書かれていて、音楽ファンが集まっているレーベルという印象が強くありました。
自分がバンドをやっていた当時お世話になっていたスタッフがいまして。その方の印象もあり、UK.PROJECTはアーティストへの愛情が濃いイメージありました。だから、裏方に回るのもすごくプラスな気持ちで、UK.PROJECTにスタッフとして携わることに抵抗もなく、むしろ憧れのほうが強かったです。

OKMusic編集部

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