スーツケースが巨大寿司に変身! 話
題のカバーはどうやって生まれたのか
を聞いてみた

 同商品は寿司がプリントされたカバーで、これを装着したスーツケースが空港のトランクレーンで回ると、まるで回転寿司のように見えるというユニークなアイテムだ。
 絵柄はサーモン、マグロ、玉子、海老の4種類。現在、成田空港内の「OMISE PARCO OMISE(オミセパルコ)」や渋谷パルコ、福岡パルコなどで販売している。



 7月8日の発売前からネット上では、「あはは!これは受ける!荷物受け取りのターンテーブルで上下逆にひっくり返っていないことを祈りたいね」「これはほんと面白い。できれば空港側の配慮でお皿用意して欲しい」などのコメントが寄せられ、盛り上がりを見せていた。

 発売元であるパルコの開発担当者によると、海外からの利用客が増える中で、外国人にウケるアイテムを社内ブレストを繰り返していたときに生まれたのがこの商品だという。
 
 発想の原点になったのは大分空港のトランクレーンだ。大分空港では、名産品である海の幸をアピールするため、大きな皿に乗せた巨大寿司のオブジェをトランクレーンに流し、回転寿司のように見立てる試みを行っている。その様子を収めた動画がネット上で話題になっていたことを思い出した社員の一言が、制作のきっかけになったとのことだ。

 そんなふとしたアイデアで生まれた寿司カバーだが、商品化に至るまでに苦労した点はあったのだろうか。

 開発担当者は、「実際に、商品化に至るまでには時間がかかりました。お寿司のネタをどれにするのか、ネタ自体がキャッチーかどうかもポイントのひとつでした。いくらなどの巻物も試してみたのですが、ビジュアル的に受け入れにくい感じになってしまい……。試行錯誤を繰り返した結果、リアル感があってインパクトも大きく、色味も楽しそうな現在の4ネタに決まりました」と語った。

 また、オススメの楽しみ方を聞いたところ、「友人や家族と一緒に4ネタ揃えて、空港のレーンで回転寿司のように回ってくる姿を楽しんでいただきたいです。また、スーツケースに緑のキーホルダーを付けてわさびを演出したりと、お好みでアレンジを加えていただければ、より旅行が楽しめると思います」と教えてくれた。

 人気の柄は玉子。「黄色と海苔の色合いがポップで受け入れやすいのだと思います。シンプルなマグロも、じわじわくるのでオススメです!」とのことだ。

 なお、価格は税込3,024円。第2弾も検討中だという。

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