Editor's Talk Session

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【Editor's Talk Session】
今月のテーマ:
大きな目標を掲げたふたりの
シンガーソングライターの決断

コロナ禍だからって
言い訳はしたくない

千々和
ワンマンまで刻々と時間が迫ってきているわけで…。今後どう活動していくのかもおうかがいしたいです。
Yukka
5月に予定していたワンマンを7月に延期開催した時に、チケットを買ってくれていた人が20人くらい来られなかったんです。チケットを買ってくれた時から時間が経って状況が変わったり、緊急事態宣言が発令されたことで来れなくなった人もいると思うんですよ。それは残念だし、悔しいことだけど、コロナ禍やからCDが売れへんとか、コロナ禍やから音楽を聴いてもらえないという言い訳はしたくなくて。これからも影響は受けるやろうけど、路上ライヴもやっていく上で、自分の中では結果を出すために頑張ろうと思っています。10月にやる横浜でのワンマンライヴは、まずチケット100枚の完売を目標にしていて、路上ライヴでも“100枚まであと○枚”と出しながら歌ってるんです。そのために毎月10日間は関東に来て路上ライヴをやっているし、できることは全部やって、ワンマンの当日もいいパフォーマンスをして、成功させたいと思っています。
千々和
Yukkaさんは関東は初めてのワンマンライヴで、下舘さんは最大キャパという、おふたりとも未知の目標ですよね。
石田
どちらもあと数カ月しかないから“さぁ、どうする?”って感じやね。
下舘
でも、人は“さぁ、どうする?”っていう状況になったらすごく考えるんですよ。私はこれまでにお世話になったメディアさんの力を借りたり、いろいろやっていこうと思っています。私は生まれてからずっと貧乏なんですけど、貧乏って何かをするために知恵を使うし、その発想力が自分にはあると思っているから、ピンチはチャンスなんです! 今までやってきたことを思い出しながら知恵をフル活用して、こういう時でも“絶対にやってやるぞ!”って意気込みです。
石田
道が閉ざされたり、壁にぶち当たったからって諦めるんじゃなくて、“だったらこうしよう”と考えて、それでも進もうとする気持ちがあるかないかが大事よね。それだけの想いを音楽や歌に対して持っているということやし。
千々和
どんなにコロナ禍の影響を受けても屈せずに活動し続けるって、ものすごくエネルギーがいることだと思います。どんなワンマンライヴになるのか、何人が来てくれるのかっていう結果は最後に出ますが、それだけじゃなく、これだけがむしゃらに進み続けているアーティストがいるということはしっかり伝えていきたいです。
下舘
そうですよね。だから、まだ時期は分かりませんが、名古屋、大阪、札幌には遠征しようとも思っています。急になると思うけど、その時はYukkaちゃんに路上ライヴができる場所を教えてほしいです!
Yukka
もちろんです! 一緒に路上ライヴもやりましょう!

【下舘夏希】

下舘夏希 弾き語りワンマン
『下舘夏希弾き語る -君は僕と息してる?』
[2022年]
1/26(水) 東京・渋谷CLUB QUATTRO

【Yukka】

『Yukka 2nd ONEMAN LIVE「STAGE2」』
8/25(水) 大阪・梅田ALWAYS
『Yukka 3rd ONEMAN LIVE「STAGE3」』
10/23(土) 神奈川・新横浜LiT

OKMusic編集部

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