桑原あい、アストル・ピアソラの生誕
100周年となるバースデー・イヴにソ
ロ・ピアノ・カヴァー「レオノーラの
愛のテーマ」を配信

世界的に活躍するジャズ・ピアニストの桑原あいが、2021年4月7日(水)にリリースする、キャリア初となる全編ソロ・ピアノ・アルバム『Opera』より3曲目の先行曲となる「レオノーラの愛のテーマ」の配信が、本日3月10日(水)に開始された。
今年の3月11日(木)は、タンゴにクラシックやジャズの要素を融合させ、「タンゴの革命家」として知られるアルゼンチン出身の作曲家でありバンドネオン奏者、アストル・ピアソラの100回目の誕生日。桑原はこれまで、2015年に発表したアルバム『Love Theme』でピアソラの「フィナーレ」を録音、ライヴでも度々カヴァーを披露するなど、ピアソラのファンを公言しており、それが生誕100周年の記念すべきアニヴァーサリー・タイミングでの配信解禁に繋がった。本日解禁になった「レオノーラの愛のテーマ」には、タンゴの名曲に桑原流のジャズ・アレンジが施され、儚く消えそうなピアノに徐々に力強さが加わり、圧巻のクライマックス迎える荘厳な一曲に仕上がっているという。
桑原は、今回のカヴァーについて「ピアソラの、憎しみとか愛情とかそういう言葉では表せない人間の奥深い部分に触れてくる音楽が私は大好きです。彼はタンゴに革命を起こしましたが、それでも自分が演奏しているのは”タンゴ”であり、ブエノスアイレスを想い続けたという強い信念があったからこそ、この音楽と魂が残り続けているんだと思います。」とコメントをしている。
来月にリリースを控える『Opera』は桑原にとって通算10枚目(企画盤含む)となるアルバムで、録音はクラシック・コンサート専用ホール「東京オペラシティ リサイタルホール」にて3日間にわたり実施された。名曲のカヴァー11曲で構成され、収録されている楽曲のうち5曲は、桑原の音楽を愛する著名人に選曲を依頼し、シシド・カフカ、社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、立川志の輔、平野啓一郎、山崎育三郎が「桑原あいに弾いてほしい」と思った曲をそれぞれセレクトした。すでに山崎育三郎が選曲したGReeeeNの「星影のエール」、そしてシシド・カフカが選曲したボン・ジョヴィの「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」が先行配信されている。
アルバムのリリース日の前日にあたる4月6日(火)夜には、アルバムの録音場所である東京オペラシティ リサイタルホールにて発売記念コンサート『OPERA』が開催されることが決定。サイン入りCDの最速即売も予定されている。

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