JAM project、初のドキュメンタリー
映画『GET OVER -JAM Project THE
MOVIE-』公開 5人のハーモニーに見
る"JAMみ"とは

結成20周年を記念して、グループ初のドキュメンタリー映画『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』が、2月26日(金)からの2週間限定で公開されるJAM Project。
2009年にアニソングループとして初の日本武道館公演を成功させ、シーンの先頭に立ち、海外ツアーなども精力的に行い、現在の“アニソン”人気の隆盛を築いたといっても過言ではないグループです。平均年齢は約55歳。その体力はいまだ衰えず、国内最大級のアニソンフェスティバル“Animelo Summer Live(アニサマ)”では、JAM Projectのアンセム「SKILL」で幾度も繰り返される「MOTTO! MOTTO!!」というコールアンドレスポンスに合わせて、客席もメンバーも全員が全力で跳び続けるという景色が、もはや風物詩ともなっている。
そんなフィジカルのパワフルさもさることながら、彼らの魅力は、何と言ってもこれまでの実績と経験に裏打ちされた高い歌唱力と表現力。そしてファンや関係者、本人らが口にする“JAMみ”と表現された5人のハーモニーだ。
一見、個々が持つ完成された歌声に“個性がぶつかるのでは?”と思われがちの5人。しかしそれが不思議なほど、ピタッとはまるのがアニソン界のレジェンドと称されるJAM ProjectがJAM Projectたる所以。リーダーの影山ヒロノブはまもなく迎える誕生日で還暦の60歳。史上最年少のロックバンド“LAZY”としてデビューしてから44年。歌った楽曲はゆうに1000曲を超える猛者。
グループのエースである遠藤正明は日本のロックシンガーの中でもトップクラスの音圧を伴うハイトーンボイスを磨き続け、2020年には『ウルトラマン Z』主題歌「ご唱和ください 我の名を!」を歌い、今なお第一線で活躍し続けてる。
最年少きただにひろしは52歳。テレビアニメシリーズが20年以上続く『ONE PIECE』で初代「ウィーアー!」から過去4度の主題歌を担当しており、世界中のステージに立ち続けてきた。
紅一点、奥井雅美はまさに90年代アニソンを代表する女性シンガーであり作家でもあります。彼女が作詞した代表曲「輪舞-revolution」は平成アニソン大賞において作詞賞に選ばれました。ちなみにこの平成アニソン大賞においてJAM Projectのメンバー全員、それぞれ歌唱曲が作品賞を受賞している。
Fire Bomber”名義の「突撃ラブハート」で同大賞のキャラクターソング賞を受賞した福山芳樹は、ギタリストとしての評価も高いバンドマンであるが“AXIA・ミュージック・オーディション”の歌部門最優秀賞を受賞しデビューした経歴をもち、総合的な音楽技術の高いミュージシャンと評されている。
作曲家の梶浦由記も、折り重なる個性の塊に“JAMみ”を感じた1人。「まったく違う声質を重ねると1+1がちゃんと2になるし、場合によっては2.5 とか3にもなる。JAM Projectさんの場合はまさにそういうタイプ」と語っていたように、男声・女声の幅だけでなく個々のレンジが少しずつ異なることによって、幅広い音域をカバーしていることがその魅力の一端と言える。その様子は、映画本編に収録されている2020年1月1日リリースのオリジナルアルバム『The Age of Dragon Knights』のレコーディングシーンで、楽曲提供したアーティストらからもそれぞれの切り口で語られているので注目していただきたい。
結成20周年を超えてなお高い歌唱力と表現力をキープし続けるJAM Project。個々のキャリアを以ったうえで、JAM Projectというグループでの活動を通して確実にその実力と年齢を重ねてきた彼らが何を考え、自分たちの年齢とともにJAM Projectに対し何を思うのか。余すことなくその想いが語られた本編を是非お見逃しなく。
(c)2021「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」FILM PARTNERS

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