東日本大震災10年特別企画 石井麻木
写真展『3.11からの手紙/音の声』
 東京、福島、福岡にて開催

写真家・石井麻木による写真展『3.11からの手紙/音の声』が、3月1日(月)より東京、福島、福岡にて巡回開催される。
本展は福島民報社と東京新聞が主催し、石井麻木の協力のもと、東日本大震災10年特別企画として行われる写真展。石井は発災以来、毎月被災地に足を運び、地震、津波、原子力災害の状況、そしてその地で暮らす人々の姿を写し続けてきた。今回展示する写真は被災状況のほか、被災地のステージなどで歌うミュージシャンの姿を写したものもあり、それぞれの作品に石井やミュージシャンが新たに書き下ろしたメッセージが込められているという。
展示アーティストは以下のとおり。(※それぞれの写真に展示アーティストのみなさまからのメッセージが入っています)
また、本展の開催にあたり、石井麻木および福島民報社からコメントが届いた。
本写真展に寄せる想い 石井麻木
あの日から10年。どんなに心を砕いてもおいつけないかなしみがある。
それでも 知ってしまった者の責任として自分になにができる、
それは かなしみからもよろこびからも目をそらさず 向き合うことでした。
あのとき避難所で、写して伝えてほしいという声をいただかなければ写すことはなかったと思います。
この10年でみてきたもの きいてきたもの 東北のひとたちの生の声。
この10年間を 決してわすれないために
そしてまだ終わっていないことを 写真と言葉で届けます。
これまでおこなってきた写真展に、アーティストのみなさまより新たにメッセージをいただき伝えたいものがさらに膨らみました。
企画してくださった新聞社さん達に感謝いたします。
10年間、そしてこれからの想い、どうか届きますように。
本写真展に寄せる思い 福島民報社
東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から10年の節目に東京新聞とこのような企画を展開できることは大変有意義であり、風化しつつある被災地の現状を多くの方々に知ってもらう良い機会になると思います。新聞社として日頃報道している写真展ではなく、この10年間にわたって福島に思いを寄せている方々を写した企画展です。ご協力をいただいた石井麻木さんをはじめ、アーティストみなさまに心より感謝申しあげます。多くの方の思いが集まって、今の福島の力になっています。福島を古里に感じている石井さんやアーティストみなさんの思いを、たくさんの方々に知ってもらう機会になれば幸いです。
『3.11からの手紙/音の声』は、3月1日(月)より東京・LIQUIDROOM 2階「KATA」にて、その他、東京・旧杉並区立杉並第四小学校、福島・双葉町産業交流センター、福島・道の駅猪苗代、福岡・博多阪急5階へと巡回。以降も、2022年3月までライブハウス等で継続開催を予定している(新型コロナウイルスの感染防止の観点から、各会場では感染予防対策を施しながら実施する)。入場無料。

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