100byKSR Directory No.78 – 80 『
100byKSR』特集第17弾。MÖSHI、hyu
nis1000、lil soft tennisのバックグ
ラウンドに迫る
レーベル/プロダクション〈KSR〉によるアーティスト支援プロジェクト、 『100byKSR』(https://100byksr.com/) の2次採用楽曲が10月2日(金)、9日(金)と2週連続で31曲がリリースされた。
AwichやkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARなど、多岐に渡るアルバムなどの作品リリースを手がけている〈KSR〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた本プロジェクトでは、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。
AwichやkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARなど、多岐に渡るアルバムなどの作品リリースを手がけている〈KSR〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた本プロジェクトでは、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。
Spincoasterでは本プロジェクトに採用されたアーティストたちにショート・インタビューを敢行。第17回目となる今回は、先日ビクターよりメジャー・デビューEP『#13G 10009』をリリースしたMÖSHI、神戸の新鋭ラップ・ユニット Neibissとしての活動でも知られるhyunis1000、そして関西を拠点にRY0N4、清水エイスケ(Age Factory)らを擁するクルー〈Heaven〉にも所属するLil Soft Tennisの3名が登場。それぞれのバックグラウンドから『100byKSR』からのリリース作品について訊いた。
Text by Takazumi Hosaka
MÖSHI
Text by Takazumi Hosaka
MÖSHI
[ Twitter(https://twitter.com/the_moshi) / Instagram(https://www.instagram.com/moshi_the/) / SoundCloud(https://soundcloud.com/laastc) ]
(1)簡単な自己紹介をお願いします。
ロンドンのセントラルセントマーチンズ芸術大学を卒業後、UNIQLOからスポンサーシップを得て、ニューヨークのパーソンズ美術大学院に在学中のミュージシャン/ファッション・デザイナーです。
今年の頭から私が所属するコレクティブ〈Laastc〉のメンバーであるPause Cattiと共に自分たちの音楽を広げようと本格的に活動をし始め、ありがたいことに『FUJI ROCK FESTIVAL ’20』の『ROOKIE A GO-GO』への出演、『SUPER SONIC 2020』最終ライブ審査進出、そしてこの度『100byKSR』への選出など素晴らしい機会を頂いています。
今年の頭から私が所属するコレクティブ〈Laastc〉のメンバーであるPause Cattiと共に自分たちの音楽を広げようと本格的に活動をし始め、ありがたいことに『FUJI ROCK FESTIVAL ’20』の『ROOKIE A GO-GO』への出演、『SUPER SONIC 2020』最終ライブ審査進出、そしてこの度『100byKSR』への選出など素晴らしい機会を頂いています。
(2)音楽活動を始めたきっかけは?
自分のコンセプトをトータルで伝えるためにはファッション・デザイン以外の表現方法も不可欠だと感じ、片っ端から他の表現方法を始めた時期がありました。その時にもしかしたら音楽も自分で作ることができるのではないかと思い立ち、トラックの制作を始めました。
(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。
元々中学の頃から〈Ninja Tune〉や〈Warp〉などの大きく括るとエレクトロニック・ミュージック、そしてヒップホップ、ジャズ、R&Bなどのブラック・ミュージックの二本柱で音楽を聴いてきたので、制作するどの曲にもその2つのジャンルからのエッセンスが入っていると思います。
ラップの仕方では元々声の低いラッパーが好きなので、Tyler, The CreatorやEarl Sweatshirtから影響を受けていて、どのようにしたら彼らのような声が出せるか日々研究していました。そしてコーラス部分をファルセットで出すことが多いのですが、それはJojiの影響が大きいと思います。何重にも重なる彼のファルセットを初めて聴いた時にとても美しいと思ったので、自分のスタイルに取り入れてみたいと考えました。
ラップの仕方では元々声の低いラッパーが好きなので、Tyler, The CreatorやEarl Sweatshirtから影響を受けていて、どのようにしたら彼らのような声が出せるか日々研究していました。そしてコーラス部分をファルセットで出すことが多いのですが、それはJojiの影響が大きいと思います。何重にも重なる彼のファルセットを初めて聴いた時にとても美しいと思ったので、自分のスタイルに取り入れてみたいと考えました。
この2つの要素を合わせることで自分なりのスタイルが構築できるのではないかと思い、日々試行錯誤を続けています。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
スタート・ポイントはトラップをベースに何かおもしろいアプローチができないだろうかというアイデアでした。最近ヒップホップをベースにテクノやIDMなどの要素を加えるアーティストが少しずつ出てきたので、その流れを汲みつつポップに仕上げたいというのがこの曲の狙いです。
アブストラクトでインダストリアルな音を所々に散りばめつつ、リスナーの予想を裏切る多様な展開を曲の中で表現できたのではと思っています。実際にInterFM897『100byRADIO』出演後、そして『NEW FIRE』選出後に沢山の方からおもしろい! というメッセージをいただいたので、上手く自分の狙いを達成できたのではないかと個人的には思っています。
(5)今後の展望は?
本当にありがたいことにライブのオファーを頂くようになってきたので、一つひとつしっかりベストなパフォーマンスを行っていきます。同時に現在は音源の制作も進めています。日々新しいデモ音源が生まれているので、上手くアルバムのコンセプトに合わせてリリックを書き、いち早く皆さんにお届けできたらと思っています! そして長期的な目標としては、音楽とファッションを含めた他の表現方法を徐々にクロスオーバーさせていく活動をしていけたらと思っているので、これからの活動をチェックしていただけたら嬉しいです。
(2)音楽活動を始めたきっかけは?
なんとなくカッコいい存在になりたくて。
(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。
最初らへんはSki Mask The Slump God、XXX Tentacion、Wifisfuneral、BONES、Quasimoto、MF Doom、Freddie Dredd、5lack、21 Savageなどのフロウに影響を受けたと思います。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
carolineからいつも通りLINEでビートが送られてきて、カッコよすぎたんでカマすしかない! と思って、その時コロナ真っ只中だったんでそれをサビにした曲を作ろうと思い作りました。
(5)今後の展望は?
来年に名古屋の某レーベルからソロ・アルバムを出す予定です。最近インスタを通じて繋がったシアトルのラッパー・astral trapとの作品もreleaseされます。feelできる仲間を増やしていき、仲間とこの世に自分の生きた証をたくさん残していきたいです。とりあえず音楽だけでご飯食べれるようになりたいです。後は、ワールドワイド。
(2)音楽活動を始めたきっかけは?
中学生の時ビルボード・チャートのランキングをチェックするのが好きで、そこから高校に入ってインディやヒップホップを聴くことが増えて、これならDIYできるかもと思って大学受験終わりの春休みに Ableton Live を買いました。
(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
Polo GとLil Tjayの「Pop Out」とStill WoozyとFrank Oceanの「Nikes」の<I mean my balls sticking to my jeans>ってラインからインスピレーションを受けて作りました。綺麗なネックレスとかジュエリーが激しいダンスで解けて床に散らばってる、Ballsも跳ね上がってるっていう、ちょっとRaveなパーティーの中でふと冷静になったりもするっていう感じの歌です。
たぶんギターで歌いながらコードを作ったものの、ギターを消して鳴らしてみたら打ち込んだドラムの鳴りがめちゃよくて、その形で作り込んで最終的に完成したような気がします。
たぶんギターで歌いながらコードを作ったものの、ギターを消して鳴らしてみたら打ち込んだドラムの鳴りがめちゃよくて、その形で作り込んで最終的に完成したような気がします。
(5)今後の展望は?
どんどんとアップデートする作品を作って行きたいです。シーンのトップまで行って、いろいろ変えたいです。
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