待望のゲームもいよいよリリース間近
! アニメ第2期と共に2021年は『ウマ
娘 プロジェクト』が熱い!

実在の名馬たちの名前と共に生まれ、その魂を受け継いで生まれてきた「ウマ娘」達…2016年の企画始動から、アニメ・コミック・ライブなど様々なメディアで展開してきた『ウマ娘 プリティーダービー』が、2021年の年明けとともに一気に加速!
2021年1月4日からTVアニメの第2期がスタート。さらに待望のゲームも2月24日よりサービス開始予定。そんな期待を盛り上げるべく、12月15日にアニメ第1話の先行上映とともに行われたキャスト陣のクロストーク、そしてそれぞれのキャラクターについて熱く語っていただいたスペシャルインタビューの様子をお届けしよう。

■新たなウマ娘も続々登場するアニメSeason 2は見逃せない!
『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』キービジュアル (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
2018年に放送されたTVアニメ第1期は、90年代末に競馬界を湧かせたスペシャルウィークやサイレンススズカらの激闘をモチーフとした熱い物語が描かれアニメファンのみならず競馬ファンからも注目される大ヒット作となった。そして2021年1月4日より放送開始となる第2期では、90年代初頭にライバルとしてシノギを削り合った名馬・トウカイテイオーとメジロマックイーンを主軸に新たなレースが描かれていくのだ。
TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』本PV
その第一話の試写が行われたこの日は、劇中で熱い戦いを繰り広げるウマ娘を演じるキャスト陣からトウカイテイオー役:Machico、サイレンススズカ役:高野麻里佳、ウオッカ役:大橋彩香、ダイワスカーレット役:木村千咲、ゴールドシップ役:上田 瞳が登場。
「キャスト陣で勢揃いするのも久し振りで懐かしいし、ウマ娘の衣装を着るのも二年ぶりくらいで、ようやく再結集できたなと」
そんな喜びの声とともにキャスト陣によるクロストークがスタートした。
――最初に第2期の脚本を読んだ時の感想は?
高野:最初の地上絵と「ウマ娘」の由来を語るたづなさんのナレーションに「ああ、ここは前と一緒なんだ」とクスッときちゃいましたね
上田:何か「これだ!」っていう安心感がありしまたね
Machico:冒頭で「トレセン学園」がどんなところかっていう説明もあったので、第1期の第1話もそんな説明回みたいなものだったので、いいデジャヴをみた気がしましたね
大橋:ウオッカとダスカ(ダイワスカーレット)がまた競争しながら登校してるのを見て「またこの2人はー!」って思いましたね
木村:あれは熱いよね!
大橋:ちゃんとたづなさんに「おはよう」の挨拶して!
木村:いつも競ってて微笑ましいなって思えたのも懐かしかったですね
上田:ゴールドシップは相変わらず珍行動があって、しょっちゅうルービックキューブをやってたりセグウェイで登校したりってあたりがゴルシちゃんぽくていいなって思ってました
(c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
第1話冒頭ではそれぞれの個性が表れたチーム<スピカ>の登校風景が (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――仲の良いチーム<スピカ>の絆は第2期にも引き継がれていますね。気になる新キャラについてはどうですか?
高野:テイオーがすごく慕われてたよね?
Machico:今回の第2期は(トウカイ)テイオーと(メジロ)マックイーンが主軸なので、第1期の時はシーンを彩る盛り上げ役みたいな立ち位置だったんですけど、第2期になってテイオーも下の子達に羨望の眼差しで見られるようになったんだっていうのは、すごく感慨深いというか感動しましたね。第1話の冒頭は逆に幼い頃のテイオーがシンボリルドルフ会長に憧れの眼差しを向けていた姿が描かれていたので、時の流れは速いなあと思ってみてました
(c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
シンボリルドルフが二冠を達成した姿を見て、幼き日のトウカイテイオーは<トゥインクル・シリーズ>で走ることを目指すように… (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

――キタサンブラックとサトノダイヤモンドをはじめ、第1話から新たなウマ娘が登場しますが。
木村:(モチーフになった競走馬は)この前まで現役で走っていたのに、もうでてくるんだ!ってビックリしましたね。
上田:でも、それだけ「ウマ娘」という作品が広く受け入れられているのかなって、台本見ながら感慨深くなりました。
(c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
2015~18年の競馬界を湧かせたキタサンブラックとサトノダイヤモンドが早くもウマ娘としてアニメに登場! (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
高野:新キャラは可愛い子が多すぎて……私はチーム<カノープス>のツインターボが気になって。
木村:私も一緒! あの青髪がいいですよね!
Machico:私が賑やかなものが好きだから、ツインターボのキャラデザインも気に入りました!
高野:あの子がどうストーリーに絡むのか気になりますね。
キャスト陣大注目のツインターボ。見た目のインパクトも満点な彼女はどんな走りを見せるのか? (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――アニメ第2期のオープニングテーマ「ユメヲカケル!」も第1期に続いてチーム<スピカ>で唄われますが、いかがでしたか?
上田:めっちゃ速い曲だなと。でも、それがウマ娘が走っている感があってすごく楽しい曲だなって思いました。
Machico:サビの途中で転調したり、息継ぎもすごいんですよ。ライブで披露したら、トレーナーさんたちが「うまぴょい伝説」に続いてまた酸欠になってしまうんじゃないかと。
高野:曲の頭にファンファーレがちゃんと鳴って、これから出走するぞっていうSeason 2に向けての期待感も見えて。またスピード感もテイオーとマックイーンの賑やかさみたいなのが第1期と違って現れていた感じがして、聴けば聴くほど2人にすごく合っている曲だなって思いました。勇気をもらってここから頑張れる幕開けになるような曲です。
――今後チーム<スピカ>でやってみたい・挑戦したいことはありますか?
上田:挑戦じゃ無いけど、普通にみんなでごはんに行きたいです。今はコロナで難しいけど、お鍋とか囲みたいですね。
Machico:だったら合宿したい! みんなで運動で勝負して、順位毎にご飯に差を付けたり(笑)。
上田:めっちゃしょぼいご飯だったらどうすんの!?
Machico:それはもう自分の実力ということで。
木村:ウマ娘キャストは運動好きな子が多いから、運動会とかしたいですね。パン食い競争の代わりにニンジン食い競争とか(笑)。
高野:私は日替わりで担当MCを代えてラジオをやりたいですね。七人で回せば忙しいみんなのスケジュールも調整しやすいし、MCごとに雰囲気を変えて、色々な角度からウマ娘を語れそう。
――それでは2021年の『ウマ娘』プロジェクトを応援してくれる皆様に最後にメッセージを。
上田:アニメにゲームに色々な情報が出始めて、いよいよなんだなと私自身も感じています。ゴールドシップは自称・宣伝担当という立ち位置なんですけど、彼女を演じている私自身もウマ娘の良いところを広めて、もっともっと盛り上げていけるように私も微力ながらがんばりますので、皆さんにも応援していただけるととっても嬉しいです。
高野:つい最近ジャパンカップがあって、新たな競馬の歴史が刻まれたと思うんですけど、私の大好きで応援していた馬が引退してしまったんです。それを見て「そんなに時が流れたのか」と思いました。
新キャラクターとして新たなウマ娘も登場していますが、そういうキャラクター達が登場するくらいウマ娘の歴史も一緒に刻まれてきたと思うので、これからどんどん実在の応援していたお馬さんたちも、もしかしたらウマ娘の世界にやってくるかも知れないとか、色々な夢が湧いちゃっています。
私自身、サイレンススズカという馬も大好きですので、ゲームでもアニメSeason 2でも見守っていきたいと思っております。みなさんもそういう気持ちでウマ娘を応援していただけたらなと思います」
Machico:1月からSeason 2が放送されるんですけど、台本をいただいた時にストーリーが素晴らしすぎて、このストーリーに負けない演技をしなくちゃっていう気持ちで常にアフレコは臨ませていただいていました。今回はトウカイテイオーとメジロマックイーンが主軸となってストーリーが進んでいくんですけれども、同い年のライバルならではの常にお互いを意識し合って高め合っている姿が、本当に胸を打たれる内容になっております。
新キャラクターもたくさん出てきて、彼女達がここで!こんなことを!っていうような、素敵なストーリーにもっともっと深みを与えてくれるような関わり方をしてくれているので、本当に皆さんに早くSeason 2を見てほしいっていう気持ちがあります。私は素敵な作品に出会えたなあと胸を張って言えるので、アニメの放送を楽しみにしていただきたいです。
そしてゲームの方もみなさんがたくさん待ってくれたおかげでリリースが近づいてきました。こちらもスタッフの皆さんが細部までこだわり抜いた映像美だったり、みんなの期待は絶対に裏切らない内容になっています。ぜひ推しウマ娘を見つけて、それぞれの伝説的なレースを繰り広げていただけたらなと思います。
大橋:本当にこうやってこの衣装を着て、ウオッカ役としてしゃべるのがすごく久々だったので、またこれからアニメとかゲームとかが始まってきて、またみんなと集まれる機会もどんどん増えていくのかなと思うと、とても嬉しいです。アニメの方もウオッカはチーム<スピカ>として自分を高めていくこともそうですし、周りのみんなを支えていったり、前よりもさらに頼もしいウオッカになっていると思うので、そんな彼女をみなさん楽しみにしていただければなと思います。
ゲームの方も今日しっかり遊んでみたんですけど、革新的な要素がすごく沢山あったりしたので、私もMachico氏のようにしっかり徳を積んで、推しのウマ娘を育てられるようになりたいと思います。大橋家的にもすごくウマ娘になってほしいなっていう子が居たりもするので、はたしてこれからアニメやゲームに来てくれるのかなってすごくワクワクしながら楽しみにしております。これからアニメもゲームも、ライブとかもあったらいいなと思うので、これからもどんどん盛り上がっていくウマ娘をよろしくお願いします。
木村:一話を見ていただいた皆さんは二話が待ちきれないんじゃないかって思ってて。私達もなんですけど、最後のあの終わり方! どうなる!?っていう感じで早く二話を見たいし、早く最終話までいってくれないかなってすでに思っています。本当にストーリーが(史実を)細かく再現されていて、一気に見たくてたまりません! なのでみなさんもすごく楽しみにしてもらえたらなと思っています。
■トウカイテイオーのいままで見せなかった部分を自然体で演じられるよう意識しました/トウカイテイオー役:Machico
Machico 写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――今回のシリーズはトウカイテイオーとメジロマックイーンの二人がストーリーの中心となりますが、前シリーズではあまり描かれなかった「レースで戦うトウカイテイオー」を演じるにあたっては、どんな部分に気をつけたり力を入れたりなどしましたか?

(c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

Machico:第1期や『うまよん』もそうだったんですけど、いままでは会話やシーンの中でスパイスになるようなクセの強い台詞の言い回しとかを意識して演じさせてもらったんです。でもSeason 2はテイオーとマックイーン2人の成長記録でもありますし、本人は隠していたつもりは無いと思うんですけど、テイオーのいままで見せなかった明るいだけじゃないネガティブな気持ちや挫折も描かれるので、ちょっとポロッと出ちゃう弱い部分っていうのをより自然体で演じられるように意識しました。
そういう部分が今までとは演じ方が変わってきたと思いますし、テイオーって基本「周りに心配掛けたくない」「自分の弱さを見せたくない」って強がっているタイプの子なんですよね。そういう所は自分とも共通点があったので、テイオーの気持ちを思うと自分の感情があふれちゃうから、それを押さえるのが大変でしたね。自分としてはここで泣きたくなっちゃうようなシーンでも、テイオーはきっと強い子だからここで弱いところは見せないだろうとか、バランスの取り方がすごく難しくて。何度もディレクションしていただいてシーンも調整させてもらったので、Season 2を通して演技面でもすごく成長できたなと思います。
ついにその力をアニメの中で見せつけるトウカイテイオー。その圧巻の走りにも注目だ (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――あと今シリーズで深い関わりが描かれるであろうシンボリルドルフとメジロマックイーンについてはいかがでしょう?
Machico:第1期でのメジロマックイーンとは、一緒にスペちゃんとスズカの関係性を盛り上げるキャラクターとしてシーンを賑わせていたり、一方的にライバル意識を持っている描写もあったんですけど、今回は本格的に2人がお互いをライバルとして意識するようになって、会話しなくても心が通じ合っているところが私はすごく格好いいなと。
あとマックイーンの気高さをSeason 2の色々なシーンで感じることができたので「こんなに頼もしい子だったんだ」っていうのを再認識できましたね。第1期ではスイーツが大好きなお嬢様ってイメージだったんですけど、今回は誰にでも平等に優しい姿や、気品あふれるメジロ家の名に恥じないしっかりした姿、レースに対して正々堂々とした姿、そういう所がSeason 2で出会えたメジロマックイーンの魅力だと思います。すごくかっこいい人とライバル関係になれたんだなと思いましたね。
第1期ではコメディ的な出番が多かった二人が見せる大レースでの激走。今回もスタッフのこだわり満点な迫力の走りが描かれるのだ (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
シンボリルドルフ会長に関しては、ずっとテイオーは「カイチョーカイチョー! 好き好きー!」とベタベタに甘える関係性ではあったんですけど、Season 2でもテイオーからの彼女への関係性はあまり変わらないのかなと思っていて、逆にシンボリルドルフの方が過保護っぽくテイオーを見守っているというか。ストーリーが進んでいってテイオーが悩んだり立ち止まったりした時に、すぐに近くに来るのが会長なんですよね。本当だったら生徒会長っていう手の届かないような立ち位置で、第1期ではテイオーが会長の方に行って自分の気持ちを伝えるってシーンが多かったんですけど、今回は会長がテイオーに寄り添ってくれるっていう、関係がちょっと逆になったというか。
写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
公式では言っていないんですけど、史実である親子関係を彷彿とさせるようなシーンや会話が多くて、テイオーが自分で気付いたことを伝えて、会長が「そうだな」と答える関係性がすごく微笑ましくて、安心感がありました。こうやって会長との会話でテイオーは成長していくんだなっていうキモのシーンがたくさんあって、Season 2は会長からテイオーへのラブコールの方が強かった感じがしますね(笑)。
競馬史にその名を刻んだ親子名馬がモチーフのシンボリルドルフとトウカイテイオー。2人の関わり合いもSeason 2の大きな見所の一つだ (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
■ifの先に待っている明るい未来のスズカを祝福してもらうことを演じる上で大事にしました/サイレンススズカ役:高野麻里佳
高野麻里佳 写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――アニメ第1期では秋の天皇賞に至るまでのサイレンススズカと、そこからの史実と異なる復活劇が大きな山場でしたが、演じられた時のお気持ちなどはいかがでしたたか?
高野:ちょっと細かい話をしちゃうと、『ウマ娘』がアニメになる時にレースのブレス(息)をどれだけ入れるのかっていうところでディレクションの方とすごく話し合ったんですよ。馬って走る時にあまり口を開いてなくて、人間も100メートル走の時とかは口を閉じたまま走るじゃないですか。そういうところでどれだけ息を入れるのかっていうのを考えて、スズカは結局ほとんど息を入れなかったんですよね。何故ならば大逃げタイプですし、「疲れている」というよりも「走りたい」という気持ちが前にあるんです。あの秋の天皇賞の時も、自分の体がどうなっていてもスズカの見えている先はターフの向こうの遠いゴールの先にあるんだろうなと思っていて。
この時の収録で覚えているのは、スズカに寄り添いたい分マイクの前に立ちたかったんですけど、そのシーンを見送ることしかできなかった時がすごく辛かったです。この時ばかりはスズカを演じる者っていうよりは、スズカを応援していた人達の気持ちだったり、当時馬を応援していた皆さんの気持ちに寄り添っていたのかなと自分でも感じますし。アフレコに向かう時も転機のシーンでもあるし、そのifの先に待っている明るい未来のスズカをみなさんにどれだけ祝福してもらえるかっていうことを私は考えていかなきゃいけないなって、演じる上で大事にしなきゃいけないなって思いました。
写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――それとは対照的だった『うまよん』のスズカはいかがでしたか?
高野:すごく良かったです! 「スズカも普通に笑ってギャグが言える子だったんだ」って思いましたし、シリアスなシーンが多かったスズカにとってちょっと救済措置みたいになりましたよね。
――原作のコミックに登場したウマドルユニット「逃げ切りシスターズ」を実際にやってみていかがでしたか?
高野:やりましたねー、うれしかったです。何か逃げウマ娘だけのユニットって、元ネタの逃げている馬を知っている人達がクスッときちゃうようなネタが歌詞の中にもいっぱい入っていたりするので、ウマ娘の個性を活かした曲作りとか役作りみたいなのはいつも頭が下がる思いです。『うまよん』で作品の枠を広げてもらった分、アニメ本編も第3期、第4期と続いたらそっちでも逃げ切りシスターズが登場する可能性もあるんじゃないかなって思っています。
■テイオーとマックイーンの仲良さげな姿にメッチャ嫉妬しました/ゴールドシップ役:上田瞳
上田瞳 写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――ゴールドシップとも関わりの深いメジロマックイーンが今回のストーリーの中心となりますが、ゴールドシップと彼女の関わりの見所などがありましたら。
上田:第1期ではゴルシとマックイーンがラブラブ(笑)でしたからね。今回はテイオーとマックイーンの物語が主軸なので、その二人を支えていくチーム<スピカ>っていうポジションにはなってくるんですね。なのでマックイーンを応援する時もあるけど、同じ分テイオーも応援してる感じかなと個人的には思っています。
Machico:(テイオーとマックイーンの絡みに)嫉妬しちゃうんじゃない?
上田:だからメッチャ嫉妬した! 「何で君がそこにいるの!?」みたいな(笑)。Season 2のある回でめちゃくちゃテイオーとマックイーンが仲良くしてて「何で? 何でこんなことしてんの?」って浮気現場を目撃するみたいな気持ちでしたよ。でもその分、他のメンバーとの絆も生まれて、それが第1期のEXTRA Rに繋がっていくのなら全然いいかなと思います。
VTuberとしても活躍する『ウマ娘』の自称・宣伝担当のゴールドシップ。アニメSeason 2でも予測不可能な活躍を見せてくれるかも? (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
■2人がお互いに上を目指すライバルでいてくれることが嬉しいです/ウオッカ役:大橋彩香・ダイワスカーレット役:木村千咲
大橋彩香 写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
木村千咲 写真=斉藤直樹 (c) 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
――テイオーとマックイーンに勝るとも劣らないライバル関係のあるウオッカとダイワスカーレットですが、今回のアニメではどんな形でストーリーに関わっていかれるのでしょうか?
大橋:第1期より2人でガッと行く場面が多くなった気がする。
木村:ユニゾンの台詞がメチャクチャありました。
大橋:ユニゾンって難しいんですけど、だいぶ私達の息もあって意外といけたねーとか。
木村:ユニゾンの台詞が立て続けに4本とか続いた時があったんですけど、何かうまいことできたね、と。
大橋:そこはさすがダスカとウオッカだなみたいなところがあるので、楽しみにしてほしいですね。
木村:二人が言い合う掛け合いとかも沢山ありますしね。
大橋:演じていて楽しかったですね。またSeason 2でもイチャイチャしてますので(笑)。
――それぞれが思っているウオッカとダイワスカーレットの魅力はどんなところでしょうか?
大橋:やっぱすごく負けず嫌いと言いますか、常にレースに勝ちたいという思いを持って日々がんばってるところがいいなと思います。ちょっと気分屋なところもあったりするので、ケースの勝ち負けによってはズーンと落ち込んじゃったりもするんですけど、そういうところを「よしよし、また次がんばろうね」としてあげたくなるところが可愛いなと思ってます。ちょっと人恋しくなっちゃったりするところとか、ウブなところもあったりとか、チーム<スピカ>だとけっこう常識人なポジションではあるんですけど、ゲームとかだとより掘り下げたキャラクターのウオッカも見られるので、私はそういう所も魅力的だなと思います。
木村:ダイワスカーレットの魅力なんですけど、聞いてるとウオッカとちょっと似てるなって思って。ダスカもコロコロ表情が変わる子なんですけど、ダイワスカーレットにとっては、本当にそこがとても大事なんだなといつも感じています。アニメでダイワスカーレットを見ている人はまだわからないと思うんですけど、ゲームではトレーナーさんといろんなお話をすることになるので、そこで「そんなに強がらなくていいんだよ」っていう感じで可愛がってもらえたらなと思います。
大橋:わたしはダスカがウオッカのライバルでいてくれていることが嬉しいです。お互いが最大のライバルで親友なので、ダスカが常にプライドを高く持ってウオッカに立ち向かってきてくれるからこそ、きっとウオッカも「俺も負けない」ってわずかなタイム差でケンカになったり、ライバル感を楽しんでいてくれるのがいつも嬉しいなっていつも思いますね。ダスカが全然がんばらない子だったらそうはならなかったと思うし、お互いがずっと上を見ているからこそ築けているライバル関係だと思うので、ダスカがずっと上を目指してがんばってくれているのがすごく魅力的だと思います。
木村:あと目指しているところが「可愛い」と「かっこいい」、「優等生」と「不良」みたいな感じで正反対なんです。だからよくケンカしているけど、かわいいケンカが多くて。「ケンカするほど仲が良い」ってこういうことなんだなって思えますね。

アニメ第1期で培われたレースの駆け引きや、ファンと勝利を分かち合うステージ「ウイニングライブ」、そしてウマ娘達の描写など、あらゆる面がさらなる進化を遂げていたTVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』。実在の名馬をモデルにした新たなウマ娘もさらに登場するので、アニメ&競馬ファンは年明けの放送開始を絶対に見逃さないでほしい。
取材・文・写真=斉藤直樹

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着