YeYe：Best Tracks of 2020

DIGLE MAGAZINE

2020年12月21日 12:00

2020年はみなさんにとってどんな1年になりましたか？　DIGLE MAGAZINEでは、今年を振り返る年末の特別企画として、アーティストやDJなど様々な方に、ベスト・トラックや、2020年をどんな風に過ごしたのかをお伺いしました。

第13回目は、シンガーソングライター・

（イエイエ）が登場。

PROFILE 2011年に発売されたデビューアルバム『朝を開けだして、夜をとじるまで』は作詞作曲は勿論、全ての楽器の演奏までをセルフ・プロデュースで行い、オープニングを飾る「morning」が、α-STATIONを始め、ラジオ関西、鹿児島フレンズFM、FM徳島、FM三重の各局パワープレイに選出され各方面から高い評価を獲得。更に、翌年のCDショップ大賞では同作がニューブラッド賞を受賞。その後、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)のソロ曲「Lost」を始め、古川本舗、永野亮などといったアーティストの楽曲にもゲストヴォーカルで参加。また、数々のCMやweb等へ楽曲提供を行うなど、その活動の幅を広げている。

Best Tracks of 2020

YeYe:
Angus & Julia Stone「Stay With Me – Live From Spotify Berlin 」ドラマーでもありシンガーソングライターでもあるsenoorickyとアコースティックデュオを実験的に始めることになり、男女ボーカルの曲をよく聞いたうちのひとつ。Clara Cebrian, Erlend Øye, Sebastian Maschat「Keycard 」常に新譜を心待ちにしているErlend Øyeのニューアルバム！ゲストボーカルであるClara Cebrianはジャケットのイラストも担当していて、元Belle&Sebastianのイザベル・キャンベルやThe Moldy Peachesを彷彿とさせる純粋無垢な歌声がクセになる曲。よく口ずさんだ。Maya Hawke「 Animal Enough」Stranger Thingsでアイス売ってるお姉さんが歌を歌っていたなんて知らずに飛びつくように聴いてみたらめちゃくちゃによかった。演技同様ハスキーな声が魅力的。Solange「Stay Flo」耳をすませて聴いてみると音数はそんなに多くないのに圧倒的な迫力。ソランジュみたいな曲つくってみたい。 T.Rex「Cosmic Dancer」「リトルダンサー」という名画を観ていなかったことを激しく後悔すると同時にまたすごい映画に出会えた、と心が満たされたと同時に曲もよかった。T.Rexの歌詞に呼応するようにベットの上をめいっぱい飛び跳ねる主人公、この曲以外考えられないな…。ベランダ「早い話」ことあるごとに思い出しては聴く曲。自分が中学高校時代に憧れたバンドをすべて凝縮したサウンド、歌もベースもギターもドラムも全部がよくて聴くたびに心の中で（これこれこれ！）と思っている。Harry Nilsson「Gotta Get Up 」だいたい新しい曲に出会うタイミングは海外ドラマか映画を見ている時で、これは「ロシアン・ドール　謎のタイムループ」の冒頭でかかった一曲。ちなみにドラマはまだ観きっていない。Unknown Mortal Orchestra「Honeybee」今年の頭にリリースしたアルバム、『30』の参考曲として教えてもらったアーティストがUnknown Mortal Orchestraだった。たぶん自分は感情出さずに静かに歌う人がすき。San Cisco「When I Dream 」どこかのプレイリストに紛れ込んでいて、気になってしょうがなかった一曲。Youtubeにあがってるこの曲のライブ演奏が最高によかった。YeYe, Ayataka Ezaki「家を買う」11月にリリースしたYeYeのニューシングル。ぜひ聴いてください。