AKB48小田えりな・清水麻璃亜:朗読
劇『グーとパーでチョキを出す』への
意気込み語る「2人の絆と仲の良さを
お見せしたいです!」

2020年12月18日(と19日)に東京のオルタナティブシアターで開催される朗読劇「グーとパーでチョキを出す」。その舞台にサキ役で出演するAKB48チーム8群馬県代表の清水麻璃亜と、ナオコ役で出演するAKB48チーム8神奈川県代表の小田えりな。

11月には所属事務所を移籍し「2人ならどんなことでも乗り越えていける」と語る2人が本格的な朗読劇に初挑戦する。2人で和気あいあいと楽しく笑顔で、舞台への意気込みや今後のやりたいことを語ってくれたり、真剣な表情で今年を振り返ったりしてくれた。
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

「2人でお芝居に出演するのは初めてな
ので、凄く楽しみです!」

―― 今回は朗読劇ということですが、出演が決まった時はどんな気持ちでしたか?

清水:11月中旬に舞台出演の連絡をいただきました。セントラルに移籍してすぐに、このような舞台のお仕事をいただけたので、とても嬉しかったです。「事務所を移籍したんだな!」という実感もわきました。

小田:私も同じ気持ちで、朗読劇に出演できるということで、事務所に移籍した実感がわきました。また同じ事務所に移籍した清水麻璃亜ちゃんと一緒に舞台に出演できるということが、とても嬉しかったです!2人でお芝居に出演するのは初めてなので、凄く楽しみです!

―― 今回の舞台での自身の演じる役柄と見どころを教えてください。

清水:私はサキという女の子を演じます。ルームシェアをしている女の子2人で1人の男の子を取りあうという内容です。そんな経験は今までにもないので、とても楽しみです(笑)

小田:舞台の上でしか経験できないからね(笑)!

清水:小田とは友達役で、恋のアドバイスとかしてもらうので、それも楽しみです(笑)まだ台本を読んだだけなので、これから稽古になりますのが、今から楽しみです!皆さんも楽しみにしていてください!

小田:私はナオコという役で、三角関係をしているサキの親友役です。麻璃亜ちゃんとは日常から親友なので、仲の良い感じを舞台でも出せればいいなと思います!是非、注目してください。
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

「2人の日常の関係を舞台でも出せれば
いいな!」

―― 今回の役を演じるにあたって、心がけていることや苦労していることがあれば教えてください。

清水:本格的な朗読劇は経験したことがないです。数年前にAKB48で朗読を披露したことがありますが、その時は1人でいくつかのストーリーを読むというスタイルでした。今回は出演者全員での朗読劇なので、緊張しています。今は少し不安ですね。

声だけで表現するというのも初めてなので、これから稽古を重ねていきながら、楽しんで演じていきたいと思います。

小田:お芝居に出演するのは1年ぶりです(2019年9月に音楽舞台「偶然の出会いのように」出演)。今回出演される出演者は常に舞台に立っていらっしゃる方が多いです。台本をいただいたので、自分では練習を始めています。

これから出演者の皆さんと一緒に稽古が始まりますが、皆さんの中で出遅れないように、足を引っ張らないように一生懸命頑張りたいと思います!

―― お互いの役柄を見てどう思われますか?

小田:私が演じるナオコが、いろいろと麻璃亜ちゃん(サキ)に助言する役です。合ってない?いつもそんな感じだよね!麻璃亜は優柔不断なところがあるので(笑)。

清水:確かに!いつも小田がズバっとアドバイスしてくれます(笑)。

小田:普段の2人の日常生活の関係が舞台でも活かせたらいいなと思っています。
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

2人とも「ふだんの自分に似ています」

―― 今回の役柄は、ふだんの自分と比べるとどうですか?

清水:台本の中で、私が演じるサキとライバルの女の子で、デートで行きたい場所や好きなものなどを言うシーンがあります。私はサキが好きなものに似ているので、ふだんの自分に似ているなと思いました。

小田:私も日常生活では他人に対して、ズバっと言えるのですが、自分のことになると決めきれないのが、ナオコに似ているなと思いました。私は人に相談できないんですよ。いつも自分で抱え込んでしまうタイプです(笑)人に相談できるようになりたいですね(笑)

清水:相談されるようになりたいですね!(笑)
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

「2人の絆と仲の良さを見せつけたいで
す!」

―― 今回の舞台では19日出演の方とWキャストです。お2人の出演される18日の特徴はありますか?(小田と清水は12月18日(金)の昼夜2回公演に出演)

清水:私は今までに何回か舞台を経験してきましたが、Wキャストも何回かありました。実は「Wキャスト」というワードに苦手意識があるんです。やはりWキャストの方と比較されてしまうので、今回の舞台では、自分らしさを出せるように頑張りたいです。

今回の舞台ではWキャストが多いので、私たちが出演する18日の出演者全員で個性を出していきたいです。そのような中で自分の強みを見つけていきたいです!またWキャストの方とも仲良くなりたいです!

小田:私も実は「Wキャスト」というのは苦手な言葉です(笑)でも18日の公演に清水麻璃亜ちゃんと一緒に出演できることは強みだなと思っています。私が演じるナオコは麻璃亜ちゃんの演じるサキとは親友役です。現実の世界でも私たち2人は親友なので、18日の舞台では2人の絆と仲の良さを見せつけたいです!是非、注目して観てください!
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

「出演者の皆さんからたくさん学びたい
!」

―― 舞台への意気込みをお願いします。

清水:本格的な朗読劇は初めてで、わからないこと知らないことが多いので、たくさん勉強したいと思っています。稽古がこれからなので、声で表現するということが、まだイメージつかないです。今回の舞台には声優さんやYouTuberの方など幅広いジャンルの方々が出演されますので、出演者の皆さんから多くのことを学びたいと思っています!

また私は今までに何回か舞台に出演させていただきましたが、ファンの方から「朗読劇はふだんの舞台と違うよ!」と言われてプレッシャーをかけられています(笑)「あ!違うんだ!」と思って緊張しています(笑)

小田:1年ぶりくらいのお芝居なので、楽しく演じたいです。今回出演される方でも、例えば上遠野太洸さんのように以前から知っている方も多くいます。周りの出演者の方からたくさん学びながら、頑張りたいと思います!
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

「改めてイチから頑張ろうと思えた1年
でした」

―― ここからは舞台以外の2人の活動についてお伺いします。今年1年を振り返ってみて、いかがでしたか?

清水:昨年末にAKB48で『Honey Harmony(ハニーハーモニー)』というユニットが組まれて、2月にライブをやらせていただきました。これからいろんな活動が増えるのかなと思っていた矢先に、自粛期間になってしまいました。それでいっきに毎日の生活が変わってしまいました。

仕事に対して見つめなおす機会にはなりましたが、やはり「アイドルの仕事がしたい!」という強い想いがありました。自粛が明けて活動が再開して、改めて「この仕事が大好きだ!」って実感しました。また11月に事務所移籍もありましたので、改めてイチから頑張ろうと思えた1年でした。

―― 清水さんは料理配信を行う動画『清水キッチン』も人気です。

清水:調理師免許も持っていて、ふだんから料理するのが大好きです。自粛期間中も動画配信で、大好きな料理を作っている姿や料理をファンの方にお見せすることができました。

小田:シェフみたいで凄いですよね!料理も上手いです!流石です。
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

「自分の好きな歌を極めたい」という決
意を固めました

―― 小田さんは今年1年を振り返ってみて、いかがでしたか?

小田:今年はやりたかったことができなかった1年でした。4月にチーム8で神奈川ツアーを横浜アリーナで開催する予定でした。私は神奈川ツアーに全ての活動の照準を合わせていたので、それが延期になってしまって、数カ月くらい落ち込んでいました。その時期は「これからどうしよう?」って悩むことも多かったです。でも、その数カ月間悩んでいろいろと考えることができたのは良かったなと今では思えます。

最近ではファンの方が入っての公演やライブなども少しずつ復活しました。コンサートやツアーが開催できるのはいつかわかりませんが「その日までは頑張ろう!」という想いは日々強くなってきています。また今年11月にセントラルに移籍しました。私は歌って踊るのが大好きです。これからは、自分の好きな歌を極めたい、ソロコンサートなどに挑戦したいという決意を固めた1年でした。

―― 小田さんはSHOWROOMで「まいにちアイドル」365日突破しました。

小田:自分でもびっくりしています(笑)当初、神奈川ツアーまで毎日配信すると決めていました。でも延期になってしまいましたので、これからも少なくとも神奈川ツアーが開催されるまでは、ずっと配信していきたいなと思っています。

―― コロナ前とでは公演やパフォーマンスは変わりましたか?

小田:チーム8は『47の素敵な街へ』でも『ガチ恋口上』のコールが凄い勢いがあります。ファンの方の盛大なコールを経験していたので、今、コールがないと「ちょっと寂しいな」と思います。早く以前のようなライブが出来たらいいなと願っています。

清水:私は緊急事態宣言の直前にAKB48劇場での無観客公演に出演しました。今までファンの方が目の前にいて、コールや拍手や声援があったのですが、それが一切なかったので、初めての経験でビックリしました。「自分達だけではステージを作れてなかったんだな、ファンの方がいてこそステージでパフォーマンスをして楽しめているんだな」と改めて痛感しました。
小田えりな・清水麻璃亜

小田えりな・清水麻璃亜

「2人でミュージックビデオ作りたい」

―― 今後の意気込みや、やってみたい活動などを教えてください。

小田:私は歌が大好きです。「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」(12月1日TBSチャンネル放送)に出演して尾崎豊さんの楽曲「I LOVE YOU」を披露させていただきました。現在の48グループは歌唱の実力が伸びています。皆さん、とても上手でしたので、私も「自分の歌と向き合おう」って思えた1日でした。来年はもっと自分の歌唱力やパフォーマンス力を伸ばして、いろんなところで活躍できたらいいなと思います。

清水:今年は劇場公演にほとんど立てませんでした。だからこそ来年はAKB48として以前のようにステージにたくさん立ちたいです!また、舞台やお芝居を頑張りたいなと思っていますので、たくさん舞台に出演して多くのことを勉強してスキルアップしたいです。また料理も大好きなので料理の番組にもたくさん出演してみたいですね!

―― 「おだまり」の2人で今後してみたいことはありますか?

小田:ドライブしたいです!一緒に番組の企画で、栃木県の那須烏山の自動車学校で免許を取りました。だから2人で自動車を運転して、那須烏山の自動車学校を訪問したいですね(笑)

清水:母校に帰るという企画がしたいです(笑)自動車は持っていないので、トヨタレンタカーで、ですね!

小田:それでドライブ番組とかやりたいですね!

清水:2人なら何をしても楽しいです!1人ではしんどいことでも、2人ならどんなことでも頑張って乗り越えていけると思います。

小田:あとミュージックビデオを作りたいですね!清水麻璃亜ちゃんはミュージックビデオを作るのが得意です!私たち2人とチーム8の岡部麟ちゃんで「スモールワールズ」のアンバサダーに就任して『My Christmas Song』というオリジナル楽曲をいただいたので、その楽曲のミュージックビデオも一緒に作れたらいいなと思います。私もカメラが好きで、いろんなものを撮影しているので、ミュージックビデオ制作で活かせたらなと思います!自粛期間中にも他のアイドルさんがミュージックビデオを作成しているのを見て、いいなと思って私も自分でミュージックビデオを作ってみました。

6年間同じチームで活動してきたが、2人での舞台出演は初めてという2人は、どのような朗読劇を披露するのだろうか。現在、まだチケットも販売中とのこと。是非2人が出演する朗読劇に注目してほしい。

2020年は想定外の自粛期間もあったが、その時期にも様々なことを考えたり、自分を見つめなおしてさらにパワーアップした2人。

今後の活動やパフォーマンスへ強い想いを秘めた2人は11月に事務所も移籍し、「スモールワールズ」のアンバサダーに就任したり、舞台にも出演する。新たな門出を迎えた2人の活動にはこれからも注目だ。

朗読劇「グーとパーでチョキを出す」
https://www.thavman.com/work/gutopa
清水麻璃亜・小田えりな

清水麻璃亜・小田えりな

小田えりな・清水麻璃亜

小田えりな・清水麻璃亜

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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