嵐、Perfume、End of the World、[A
lexandros]らがライブ&トークで魅了
『Spotify presents Tokyo Super
Hits Live 2020』公式レポート到着
マカロニえんぴつ (c)THINGS.
ライブアクトの2番手として登場したのは、『Early Noise 2017』にも選出されたビッケブランカ。自身もギターを携え、アグレッシヴなロック・ナンバー「Black Rover」で幕開け。ハードなバンド・サウンドと流麗なファルセットの対比に魅了される。続いてバンド・サウンドながらも横乗りのグルーヴも湛えたファンキーな「Shekebon!」へ。英語のMCで感謝を告げつつ、フランス語で静かに歌い上げるイントロから一点、アッパーな展開へと流れる「Ca Va?」を披露。同楽曲はSpotifyの「音楽さえあればいい」キャンペーンのTVCMソングにも起用された人気曲だ。華々しいサウンドと、何度も感謝を告げるビッケブランカの姿が印象的であった。
ビッケブランカ (c)THINGS.
ビッケブランカ (c)THINGS.
続くトーク・パートではSEKAI NO OWARIがグローバル展開を目的として取り組む新しいプロジェクト、End of the Worldが登場。SEKAI NO OWARIとのアイデンティティの違いや曲作りについてトークしつつ、翌日にリリースを控える『Chameleon』からメンバーそれぞれが1曲ずつレコメンドするコーナーへ。英バンド・Clean Banditとのコラボ曲であり、昨年20周年のサマソニとSpotifyがコラボしたライブ・ステージ『Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC』で初披露した「LOST feat. Clean Bandit」や、インドネシアの歌姫・NIKIを迎えた「FOREVER feat. NIKI」など注目の楽曲や思い入れ深い作品ついて、それぞれメンバーが語った。
Vaundy (c)THINGS.
Vaundy (c)THINGS.
再び画面が変わり、次のトーク・パートではビッケブランカが自身とSpotifyとの関係性、そして昨年3月に出演したライブ・イベント『Spotify presents Early Noise Special』での映像も流れ、自身の変化についても語る。続いてビッケブランカが、まだ公にしていないヒミツを紹介するコーナーでは、「両足の同じ場所にタコがある」という他愛もない話から、誰にも言ってなかったという「2年後くらいにどうしてもライブをやりたい場所がある」という構想の一片を明かしてくれた。
今年メジャー・デビュー10周年を迎えた[Alexandros]は、赤い照明に包まれて登場。SEの「Burger Queen」を途中から生演奏でプレイし、そのまま「Kick&Spin」へ。スリリングな展開とメロディアスな川上洋平のボーカルで一気に空気を塗り替える。11月11日(水)にリリースされたばかりのシングル「Beast」で熱量溢れる演奏を展開した後、英語と中国語も交えたMCでバンド名の正しい英語発音を教示。最後は先日テレビで初披露され話題を呼んだ新曲「風になって」。ライブ感溢れる爽快なバンド・サウンドでステージを後にした。
[Alexandros] (c)THINGS.
[Alexandros] (c)THINGS.
[Alexandros]のトークを経て、End of the Worldのステージへ。7年もの制作期間を費やし、数時間後の27日0時にリリースとなる1stアルバム『Chameleon』から「Dropout Boulevard」でライブはスタート。抑制されたテンション感や音の差し引きが印象的だ。Saoriによる静謐なピアノ・ナンバー「Birthday」を挟み、先程のトークでもボーカルのFukaseがレコメンドした「Gone」では荘厳な世界観を展開。スモークと照明で作り上げる視覚的な表現も見事だ。英語と日本語での丁寧なMCを挟み、最後はSaoriがオススメとして挙げたダンサブルなナンバー「Rollerskates」。ディスコ的要素も感じさせる、カラフルかつ華やかなサウンドで締め括った。
End of the World (c)THINGS.
End of the World (c)THINGS.
続くトーク・パートにはパープルの衣装に身を包んだPerfumeが登場。今年結成20周年、メジャー・デビュー15周年のメモリアル・イヤーを迎えたということで、誰もが予想し得なかったこの2020年を振り返る。3人それぞれに4つの質問を投げかけ、5秒以内で答えてもらうコーナー『Perfumeに聞きたい、12のコト!』では、「今、一番ハマっていること」「死ぬまでにやってみたいこと」「毎日欠かさずやっていること」など、笑いも交えつつそれぞれ個性的なメンバーのパーソナリティが垣間見えた。また、年末が近づいてきたということで、MCのハリー杉山と三原勇希が毎年恒例の“Spotifyまとめ”(Wrapped)について語り合う一面も。自分が今年Spotifyでどれだけの時間音楽を聴いたか、一番聴いたアーティストや楽曲など、様々な切り口のデータが届けられるので、Spotifyユーザーはぜひチェックを。
昨年リリースの配信限定シングル「再生」、そして「2020年、この曲を歌わないで終えるなんて考えられない」とのMCで披露された代表曲「チョコレイト・ディスコ」を次々と披露。「この後は楽しみしていた嵐さんです!」と次のアーティストへとバトンを渡してステージを後にした。
Perfume (c)THINGS.
いよいよイベントも終盤。最後は真紅の衣装に身を包んだ嵐の5人がトーク・スタジオへ登場。この日誕生日を迎えた大野智へサプライズでケーキが贈られ、視聴者にも大野へのバースデー・メッセージの投稿を呼びかけた。また、今秋Spotifyを始めとしたストリーミング・サービスでカタログ配信を開始した嵐。Spotifyではメンバー自身が選曲し、収録したコメントも楽しむことができるプレイリスト『Listening Together:ARASHI』や『ARASHI Summer Feelings』が公開されたほか、8月にはリニューアルしたプレイリスト『Tokyo Super Hits!』の第1弾カバーを飾り、ニューヨークのタイムズスクエアや渋谷には嵐の巨大な屋外広告が登場し話題にもなった。
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