NMB48吉田朱里の発案で実現した歌番
組『MY PLAYLIST 7』配信

2020年11月23日(月・祝)、吉田朱里のYouTubeチャンネルにて、NMB48の推し曲であるマイプレイリスト7曲を発表する歌番組『MY PLAYLIST 7』が特別配信された。この番組は「もっともっと歌番組に出たい!」というNMB48の強い思いを吉田朱里の発案で形にしたもので、司会を吉本新喜劇・川畑泰史が、アシスタントを安田桃寧が務めました。なお、安田は「アナウンサー」という設定、メンバーとのフレッシュなやり取りでも魅せた。

出演は24thシングル『恋なんかNo thank you!』の選抜メンバーと、だんさぶる!、LAPIS ARCH、難波鉄砲隊其之九というNMB48の全ユニット。順にステージに招いて楽曲にまつわるエピソードを披露してもらい、それぞれオリジナル楽曲のパフォーマンスもあった。

「毎週オンエア」し、「高視聴率で10年目」という設定の『MY PLAYLIST 7』。「前週には海外から大物ゲストが来てくれた」と興奮気味に話す川畑だが、渋谷凪咲の冷ややかなツッコミがすかさず入るなど、オープニングから笑いが続出。川畑は早速、その大物ゲストからのリクエストというだんさぶる!をステージに呼び込んだ。
(C) NMB48

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だんさぶる!を代表してマイプレイリスト7曲を発表したのはNMB48キャプテンの小嶋花梨。『僕らのユリイカ』は、MVの白間美瑠の表情が印象的だったと紹介。「すごく眩しそうな顔をされていて…」と話す小嶋に、白間がその時の心理状態を明かす場面も。また「『僕らのユリイカ』を出す前までは、変わったタイトルの楽曲が多くて、初めてこの曲を聴いた時は‟NMB48にこの曲来るの!?“と驚きました。すごくさわやかだったので…」と吉田がリリース当時の心境も披露。『HA!』は「NMB48が持っている大阪の強い女のイメージが出ていて、一番イキって踊れる」と小嶋。そんなエピソードを頷きながら聞いている川畑ですが、小嶋が「……って私は埼玉出身ですけど」と話すと、「大阪ちゃうんかい!」と鋭くツッコむ一幕もあり、早々からメンバーとの息もピッタリ。

NMB48・10周年企画のファン投票で選ばれた難波鉄砲隊其之九が登場。メンバーを代表してマイプレイリスト7曲を選んだのは山本望叶。7曲それぞれ選んだ理由を問われると、望叶は一言コメントばかりで実にシンプル。やがて、後ろで聞いていた塩月希依音が「私は理由をたくさん書いたのに選ばれなかった…」と口を開いたことで、ステージ上は望叶の7曲が選ばれたことに納得いかないと紛糾。難波鉄砲隊其之九のメンバーたちの間で鳴り響く‟不協和音”を何とかまとめようとする川畑とのやり取りも必見。
(C) NMB48

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吉田朱里、渋谷、村瀬紗英のQueentetも登場。マイプレイリスト7曲を発表したのは、村瀬。初めてのソロ曲『イミフ』は「耳に残るメロディが印象的でした。無表情で強く歌ってほしいとリクエストがあった」とレコーディングエピソードも披露した。そして「『儚い物語』はオリジナルメンバーじゃないけど、熱唱したくなります」と続けると、吉田も「あ~、わかる!」と共感。吉田にとって『儚い物語』は「一生やりたくないけど、好きな
曲」に位置しており、「一生やりたくない」理由も明かした。また、『太宰治を読んだか?』は、村瀬の個人的なプレイリストにも入っているという特別な1曲。「この曲を聴くと心が晴れやかな気持ちになる、一番好きな曲です」と話した。

LAPIS ARCHは梅山恋和のマイプレイリスト7曲。『ワロタピーポー』から始まり7曲は「休日の1日というテーマで選びました」と梅山。「朝起きたら『ワロタピーポー』を流して…」と流れを説明するのですが、徐々に設定にほころびが生じて…。7曲目の『だってだってだって』で山本彩加とWセンターを務めた梅山。「同期のあーやんとWセンターになって、大切な曲になりました」と心境を語った。彩加も「センターはアイドルとしての目標
に掲げてきていたので、素直にうれしかった」と話すと、「後輩メンバーが育ってくれて嬉しいです」と吉田、次世代への期待感を示した。『おNEWの上履き』は一番の推し曲だと梅山が説明すると、「曲中、恋和のジャンプがどんどん高くなって、最初は大の字だったのに、土になった」と小嶋がその跳躍を絶賛。川畑とLAPIS ARCHの4人で実際にジャンプに挑戦もした。

最後は『恋なんかNo thank you!』の選抜メンバー。プレイリストを紹介したのは吉田です。『待ってました!新学期』は「私と美瑠は中学生で参加して、この時にしか出せないフレッシュさがありました」と吉田。『ジッパー』も大事にしたい1曲と紹介。『夢に色がない理由』は「この曲を聴いて号泣しました」と歌詞について詳細に語り、11月21日(土)より始まった吉田朱里プロデュースの7期研究生公演「Will be idol」の最後の曲にも選んだことを明かした。『絶滅黒髪少女』はエピソードが満載。数々の伝説も飛び出し、メンバーたちも驚嘆の声を上げる一幕もあった。また、吉田の卒業についても触れ、「朱里さんが卒業することで危機感もあるけど、メンバーそれぞれ頑張るしかないので、不安はありません」と小嶋。白間も「あかりんが作ってくれた道は大きいです。私も最後の1期生として頑張りたい」と心境を語った。
(C) NMB48

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佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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