オリヴィエ賞受賞記念、NTLive『プレ
ゼント・ラフター』『シラノ・ド・ベ
ルジュラック』の特別上映が決定

英国演劇界最高峰の賞であるローレンス・オリヴィエ賞が2020年10月25日(日)に発表され、NTLiveの2作品『プレゼント・ラフター』と『シラノ・ド・ベルジュラック』が受賞した。この度、受賞を記念して、急遽、11月8日(日)、11月26日(木)にTOHOシネマズ 日本橋にて各作品1回限定で上映されることが決定した。
『プレゼント・ラフター』 (c) Manuel Harlan
『プレゼント・ラフター』は、中年の危機に陥ったスター俳優ギャリーを主人公にした、ノエル・カワード作の傑作コメディ。1942年の初演時、カワード自らが演じ好評を博したギャリー役に、人気ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」「Fleabag フリーバッグ」でおなじみのアンドリュー・スコットが挑む。喜劇を得意とする演出家マシュー・ウォーチャス(『ゴッド・オブ・カーネイジ』『マチルダ』)の手腕にも注目したい。
『プレゼント・ラフター』 (c) Manuel Harlan
『プレゼント・ラフター』アンドリュー・スコット (c) Manuel Harlan
『プレゼント・ラフター』インディラ・ヴァルマ (c) Manuel Harlan
本年度のローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞・主演男優賞(スコット)・助演女優賞(ソフィー・トンプソン、インディラ・ヴァルマ)がノミネートされ、先日見事にアンドリュー・スコットが主演男優賞、インディラ・ヴァルマが助演女優賞を受賞した。今回の特別上映で、彼らの演技をスクリーンでじっくり味わおう。

『シラノ・ド・ベルジュラック』 (c)Marc Brenner
『シラノ・ド・ベルジュラック』は、17世紀フランスに実在したシラノ・ド・ベルジュラックを主人公にした、エドモン・ロスタン作の戯曲。大きな鼻のコンプレックスに悩みつつ、一人の女性を胸中で恋い慕い続けたシラノの物語は、1897年に初演されて以降、世界各地で上演が繰り返され、何度となく映画化・ミュージカル化もされている。その名作中の名作が、今回、マーティン・クリンプによって現代語訳された上演台本と気鋭の演出家ジェイミー・ロイドによるミニマルなステージングによって、装いも新たに生まれ変わった。
『シラノ・ド・ベルジュラック』 ジェームズ・マカヴォイ (c)Marc Brenner
『シラノ・ド・ベルジュラック』 (c)Marc Brenner
主演は映画『X-MEN』シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイ。本年度のローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞・主演男優賞(マカヴォイ)・助演女優賞(ミシェール・オースティン)・音響デザイン賞・演出賞にノミネートされ、先日リバイバル賞を見事受賞した。

『プレゼント・ラフター』はオリヴィエ賞受賞後、鑑賞できる初の機会。また、『シラノ・ド・ベルジュラック』は12月4日(金)公開に先駆けた日本プレミア上映となり、貴重な機会となる。

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