芦田愛菜、永瀬正敏、高良健吾、黒木
華らがそろって評価する大森立嗣監督
の特徴とは? 映画『星の⼦』メイキ
ング映像で語る

10月9日(⾦)公開の映画『星の⼦』から、メイキング映像が解禁された。
『星の子』は、女優の芦田愛菜が『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』以来6年ぶりに主演する長編映画。芥川賞作家・今村夏子氏による同名小説を映像化したもので、『日日是好日』などで知られる大森立嗣監督がメガホンをとっている。劇中では、芦田演じる中学三年生の少女・ちひろが“あやしい宗教”を深く信じる両親のもと、過酷な運命に翻弄される姿を描く。
本作は、2019年12月21日から約1か月かけて撮影が行われた。解禁された映像は、それぞれの場面に登場するキャスト陣が、大森監督の演出について語るメイキングだ。主人公のちひろを演じた芦田は、「監督の『よーい、スタート』というかけ声がすごく好きです。シーンによって変わるんですね」と語る。そして、「そのかけ声によってシーンの雰囲気が作られ、お芝居をしなきゃ、という気にならずに、とてもスムーズにそこから始まっていくような気がします。すごく好きです」と明かした。

ちひろの父親を演じた永瀬正敏も、「『オッケー!』という声ですね」と大森監督の魅力について指摘。その理由を、「そのジャッジが早い!ということはそのシーンが的確に見えてらっしゃるということなので、余計なものを撮らないというのが気持ちよかったですね。映画監督で『スタート』と『カット』の声が良い人っていうのは演者としても気持ちいいですよね」と説明している。また、ちひろの母親を演じた原田知世は、「あまり大げさではなく、自然な出来るだけ力を抜いたお芝居を指示される方だなと。すごく好きだなと思いました」と振り返っている。
(c)2020「星の子」製作委員会
宗教団体幹部を演じた高良健吾は、本作が4本目の大森監督作品への出演。そんな高良も、やはり、「『スタート!』の言い方、あの入り方がすごく気持ちいいですし、『会話をしましょう』というのは、芝居の基本だと思っています」とコメント。「自分たちが用意してきたものにとらわれたり縛られたりしてやるのでは、会話にはならないですから。(演じた海路さんの場合は)子どもたちがこういう反応をするからこうしようと、それって会話ですよね。『会話をしよう』 というのは、あー、そうだよなと思いました」と語る。
(c)2020「星の子」製作委員会
もう一人の宗教団体幹部を演じた黒木華は、『日日是好日』(18)で主演を務め、今回が2回目の大森監督作品出演。メイキングのインタビューでは、「『日日是好日』のときと一緒ですが、その場の雰囲気に合わせて、どちらかというと役者のような感じでスタートとカットをかけてくださる。あと、しゃべっているときにふ見ると、一緒にセリフを言ってくれているときもあります。そういう独特な役者っぽい感覚を持っていらっしゃる方なんだなとあらためて思いました」と、大森監督の掛け声に触れる。
(c)2020「星の子」製作委員会
ちひろが一目惚れした“イケメン先生”南を演じた岡田将生は、「本当にずっとお仕事をしたくて、いつか出たいなと思っていた」と初の大森組参加を喜びつつ、「大森監督が現場で楽しくいてくださるのもよかったです。参加できたこと、本当に嬉しかったです」と語っている。
『星の子』10月9日(金)​​​TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国公開。

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