TEAM SHACHI、無観客ライブ再び!「
SPOT 〜STAGE at 奥三河〜」

最新シングル「SURVIVOR SURVIVOR/MAMA」が、配信後1週間でLINE MUSIC WEEKLYチャート2曲同時TOP10入りを果たした、ラウドポップユニット・TEAM SHACHI(シャチ)が二度目となる無観客ライブを開催した。

彼女たちがいれば、どんな場所もエンターテイメントの会場になる。そんな思いを込めたアイディアと企画の元、愛知県奥三河のとある”場所”を舞台に、歓せてくれたパフォーマンスを徹底レポート!

Text_Mitsuhisa Yamazaki
↑前回の配信ライブはこちら

開始時刻の16:30に映し出されたのは、「夕立のためしばらくお待ちください」とのテロップ。
視聴者からは「大丈夫かな…」といった声が、チャット上に書き込まれる。
すると、1分後。蝉の声が響く奥三河の、とある山中を歩きながら、どこかを目指す4人の姿が映し出される。

「ひさしぶりに来たよ~」
「癒されるね~」

と和気藹々の彼女たちの笑顔に、チャット上も「キター!」「待ってたよー!」と、盛り上がる。
「あれじゃない?」と、メンバーたちが行き着いた先は「のき山学校」。「ここが最初のSPOTか~」と、校内を散策する4人。

まず、行き着いたのは体育館。流れてきたナンバーは、「わたしフィーバー」だ!
サウンドに合わせ、モップでストンプのようにフロアを掃除し始め、歌う4人。曲のリズムとモップというアイテムが絶妙に噛み合っている演出だ。

そして、舞台は図書館へ。「Rocket Queen feat. MCU」が始まった。 エレクトロニックなイントロに合わせ、少し抑え気味にキュートに歌うAメロから、咲良による力強いBメロへのシフトチェンジ、そして4人で歌い上げるサビヘの加速が実に心地よい。肘をグルグル回し、膝を左右に揺らす振り付けは、もはやおなじみ。坂本の子気味よいラップに合わせたメンバーたちの動きも、ますます、無観客たちを煽る。
さらに「ROSE FIGHTERS」をたたみかけると、視聴者たちは「カッコいい!」と、ますますヒートアップ!スピーディーに激しいダンスを披露する4人。歌声もパワフルで、特に大黒による「ザ・ワールドーーー!」という一節は、強烈だ。
最後はホーン隊であるブラス民がフロントに歩みより、彼女たちの存在感をアピール。
そして、

We are SHACHI!

というメンバーたちのシャウトで熱く締めた。


次に咲良・秋本による「翼を授けてグローリア」が、校内を歩きながらキュートに披露される。二人と一緒に歩いている気分にもなれ、何だかほっこり。そして、教室に入った彼女たちが黒板に描いたのは「翼」の絵であり、その前で手をつなぎながら歌う二人の姿に、またまた、ほっこり。

続けて、レディオからの音声に導かれ、『レディオにおねがい』が炸裂。

年も違うし、性格も違う

でも、どこかでつながっている

こういった歌詞が二人の関係性を物語っているようだ。
中盤では二人が木琴を弾くパートもあり、その姿に視聴者からは「おー!すげー!!」と、感嘆の声が。
最後の一節「ギュットとしちゃうくらい近づいちゃう」の後に、咲良・秋本が合流し、4人の結束の強さがにじみ出ているようであった。

場面は変わり、スイカ模様のビニールボールを、リズムに合わせてキャッチボールする4人。すると始まったのは、「じりじり夏活委員会」!

じりじりじりじり

と、視聴者たちと共に歌う4人。無邪気に遊びながら歌う彼女たちを観れば、「かわいいー!」といった書き込みも当然、連投される。
加えて、ビニールプール内に立ちながら、「もう一回!」と歌われれば、全国のファンたちがチャット上でも盛り上がらないわけがない。無観客ライブならではのリアルタイムでファン同士、生の声を共有し合えるといったメリットがあることを、改めて感じる。

咲良作詞によるの特に意味もないという早口言葉が楽しい『こだま』では、最後にブラス民の間を駆け抜け、朝礼台に上る4人。交互に早口言葉パートを歌う姿は、彼女たちのテクニカルさを存分にアピール。

「おなかがすいたよ~」
「みんなもおなかが、すいたよね~」
「みんなで、ピザパーティー!」
「お待たせ、ピザパーティー!」

といった煽りと共に、「ピザです」がスタート。
エプロンをかけ始め、ピザを作りながら歌うメンバーたち。視聴者たちも一緒にピザ作りをしたくなっていただろうことは、想像にかたくない。
エンディングでは「キラキラかんぱーい!」と、乾杯をしながらピザを食べるメンバーたち。

ブラス民たちのクールなインストブリッジを挟み、ステージは教室へと移る。

TEAM SHACHI、無観客ライブ再び!「SPOT 〜STAGE at 奥三河〜」はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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